人生の中で次に大きな影響があったのは、社会人2~3年目の非常に忙しかった時期でした。
その頃の生活リズムは、おおよそ9時半に出勤し、明けて2~3時頃に帰宅する、というようなものでした。
このリズムで生きていると、在宅時間はおおよそ7時間前後です。この中で、最低でも1.5時間は食事・身支度に取られますので、睡眠に当てられる時間はおおよそ5~6時間です。
私は睡眠導入剤(マイスリー)の使用を再開することにしました(導入剤自体は、就職活動で最も忙しかった時期に短期的に使用したことがありました)。また、医師のすすめで、安定剤(デパス)も服用するようになりました。
これで、5時間の睡眠は確保できるようになりました。
しかし、そのような生活をしばらく続けているうちに、3、4時間ほど眠ったところで目覚めてしまい、それから再び寝入ることができないという日々が続くようになりました。いわゆる早朝覚醒です。
起きるべき時間までにはあと2時間ほど猶予があるのに眠れない、というのは、本当に苦しいことでした。特に私の場合は頭脳労働を行っていたので、脳をゆっくり休めないことには仕事の質や効率が著しく下がってしまうのです。
そこで当時の主治医に相談したところ、まずは中期型の睡眠薬(レンドルミン)が処方されました。ただ、早朝覚醒の改善には至りませんでした。
次に、長期型の睡眠薬(サイレース)が処方されました。ただ、この薬は昼間に残ってしまうことがあり、睡眠薬の影響で仕事ができないのでは本末転倒のため、すぐにやめました。
その後、いくつかの薬をトライし、その中の1つとして三環系抗うつ薬(トリプタノール)を処方されました。これが当時の私には非常にマッチしていました。入眠3時間前ほどに飲むと少しずつ効いていき、眠りにつくのもスムーズで、早朝覚醒もなく、昼間の眠気もほとんど感じられませんでした。
こうして、しばらくはマイスリー、デパス、トリプタノールを使って眠っていました。