今日の新聞で、省エネの専門知識を持つ従業員を育成する


専門カリキュラムがe-ラーニングで始まる、との記事を読みました。








なんと、無料で学べるそうです。








年内に500人程度の受講を見込んでいるそうですが、


これ、一般人でも興味のある人が受けられるようになればいいのに。








講義を提供しているのは、環境ベンチャーのスマートエナジー。


大串さんが代表取締役の会社ですね。


学生時代、よく大串さんのお話を聞いたなぁ、と懐かしく思い出しました。


(当時環境省の委員会の委員をされていたので、傍聴していました)








2か月で50時間のカリキュラムをこなすと、


照明や空調などの電化製品ごとの電力消費量や、


各製品の付帯的な節電方法が身に付くようです。





太陽光発電や家庭用燃料電池などの新エネルギー機器、


ヒートポンプ付き給湯器などの省エネ機器を導入した場合の


節電効果やCO2削減効果についても学べます。





政府の補助金事業なので、受講する人は無料なんですね。


いいなぁ。











ちなみに、個人で家電の省エネについて興味がある方は


こちらの「しんきゅうさん
」というサイトがお勧めです。


今使っている家電製品の型式と最新製品の型式を入力すると


電気代の差額や省エネの差がわかります!





今のところ比較できる家電は


・電球、照明器具


・エアコン


・冷蔵庫


・テレビ


・便座


の5種類。





比較方法は


・かんたん比較


・くわしく比較


・まとめて比較


・とくとく比較


・どれどれ比較


と4パターンあります。





さっそく実家の冷蔵庫を「とくとく比較」で比べてみました。


2000年に買ったもので、まだまだ現役なのですが、


最新型に買い替えるとどれくらい「お得」なのでしょうか!





買い替える製品を決めておかないといけなかったのですが、


よくわからないので、とりあえず同じサイズの国産メーカー品を選んでみました。





すると、一年間で約1万円の電気代の節約になるみたいです。


ちなみにこれは、2人以上(平均3.14人)の平均的世帯における数値、


約111,014円を元に算出されているそうです。


うちの実家の電気代は安い時月3000円代なので、現実にはちょっと差がでそうですね。





いきなり「とくとく比較」をしてしまいましたが、


「かんたん比較」の方が、CO2削減量も見えていいかもしれません。





欲しい商品が決まったら、是非これで比較してみてください♪













東日本大震災の影響を受けた盛岡S-Farm

のりさちを応援するために、




知り合いのお菓子教室の先生がチャリティクラスを開催してくださいました。









岩手といえば、リンゴ。









そのリンゴをたっぷり使った、オーストリアの伝統的な焼き菓子、




アップフェルシュトゥルーデルを作ってきました。







アップルパイやアップルタルトを作るよりも簡単!




フィリングも、火を通さずに作れるので、思い立ったらすぐできます。




是非お試しください。


CTF 國田かおるのブログ-applestrudel



タイク生地




薄力粉  150g




強力粉   50g




卵黄    1個分




ぬるま湯  60㏄




サラダ油  20cc




塩      一つまみ




 



ふるった粉類を中くらいのボウルに入れて、中心にくぼみをつくり、



卵、サラダ油、ぬるま湯、塩一つまみを入れて

手につかなくなるまで混ぜ合わせる。

丸めたてラップで包み、30分寝かせる。



 





フィリング

リンゴ    2個

砂糖     70g



レーズン  80g



シナモン  お好みで



バターで炒めたパン粉 50g(バター25gで炒める)



 



リンゴは銀杏切にして、色が変わらないように軽く塩をする。



ボウルに入れて、砂糖、レーズン、シナモンを入れて混ぜる。



 



仕上げ



寝かしていた生地をオーブンシートの上で薄く、薄~く、伸ばす。



できれば反対側が見えるくらい!



結構丈夫な生地なので、手でしっかり伸ばしていきます。


 



 




薄く伸ばした生地に、溶かしバター(分量外)を塗り、パン粉を散らす。




フィリングを一辺にのせる。




海苔巻きのように、ぐるぐる巻いていく。




(オーブンシートをうまく使って、くるりと一周以上させるのがポイント)




 




180度のオーブンで30分焼き、




仕上げは溶かしバターを塗って、粉砂糖を振る。




 




強力粉が入っているので、パリッとした仕上がりです。




簡単に作れるので、親子で作っても楽しいかも♪




個人的にはシナモン多めが好きです。




伝統とは外れてしまうかもしれませんが、刻んだクルミを入れても




美味しいんじゃないかな、と思いました。




今度は家で作ってみます☆




 


日本人一人当たりのCO2排出量に関して、



10トン説2トン説



の2種類あって、よく質問されるのですが、





10トン説

「日本の国全体で排出したCO2を、総人口で割ったもの」

になります。

ここには工場からの排出や、産業廃棄物の処理など、

個人の生活と直接的に関係ないものも入っています。



一方、2トン説

家庭から排出されるであろうCO2の世帯数や人口で割ったものなので、

項目としては

・灯油

・LPG

・都市ガス

・電力

・熱

・ガソリン

・軽油

・一般廃棄物

・水道

となっています。

これによると、2009年度の一人当たり排出量は

2030.kgなので、約2トンとなります。


CTF 國田かおるのブログ-2009CO2








出典)

出典)温室効果ガスインベントリオフィス

「日本の1990~2008年度の温室効果ガス排出量データ」(2011.04.26発表)

全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイト(すぐ使える図表集)より










もっと詳しく知りたい方は

温室効果ガスインベントリオフィス





温室効果ガス排出量・吸収量データベース

というものがあります。

そこに毎年

日本の温室効果ガス排出量データ

が更新されて載るので、ご覧になってください。







ちなみにデータはエクセルでダウンロードできるので、

資料を作ったりするとき便利です。



カーボン・オフセットをする際に、

「何を」オフセットするか決めなければいけないのですが、

そもそもCO2をどれくらい出しているかを計算するのはとても難しく、、、

CTFにも時々お問い合わせを頂きます。



結論から言うと、

「活動量(○○)」×「排出係数(kg-CO2/○○)」

という式に基づき

○○が

電気=kWh

ガス=m3かリットル

水道=m3かリットル

ごみ=kg

などなど、、、

となるわけです。



今日はごみのCO2排出原単位を紹介します。



環境省によると、ごみの排出原単位は

0.34kg-CO2/kg (2003年データ)

です。



2003年、という少し古い数字なのが気になりますね^^;

本来は毎年変わって公表してもらえるといいのですが、

なかなかそうもいかないので、

なんでこの数字になったのかの背景を書いておきたいと思います。

そうすればある程度のデータがそろえば皆さんご自身で計算できますよね♪




さて、この原単位の計算根拠ですが、まず、

インベントリと呼ばれる国家排出量目録を調べます。

2003年度データではいわゆるごみといわれる

「廃プラスチック」と「合成繊維」

によるCO2発生量は次の通りでした。




廃プラスチック 

焼却・原燃料利用   2695kg-CO2/t(dry)

コークス炉化学原料 1404kg-CO2/t(dry)

合成繊維 2287kg-CO2/t(dry)

それぞれ固形分の割合を0.8とみなしています。



また、廃プラスチックに関しては、


廃プラスチックの中の焼却・原燃料利用の割合が0.97

同じく

廃プラスチックの中のコークス炉化学原料の割合が0.02

とみなした場合、、、



廃プラスチック


2695kg-CO2/t×0.8×0.97

+

1403kg-CO2/t×0.8×0.02

=2120kg-CO2/t



合成繊維は繊維中の合成繊維の割合が0.53なので


合成繊維

2287kg-CO2/t×0.8×0.53

=973.3kg-CO2/t



となります。

 


容器包装廃棄物排出実態調査によると


2003年の家庭ごみの組成(=中身)

はこんな感じです。

紙類・・・33%

繊維類・・・4.1%

プラスチック類・・・14.2%

木・竹・草類・・・4.9%

金属類・・・3.0%

ガラス類・・・4.4%

厨芥類・・・31.2%

その他・・・3.2%

流出水分・・・2.0%



余談ですが、ごみの組成調査を学生の時お手伝いした時

本当にごみ箱の中身を事細かに分類し、測定する、

という原始的な作業を繰り返していました^^;

正しいかどうかわかりませんが、ブルーシートの上に分類されたごみの山。



かなりプライバシー侵害かも、とひやひやしつつ

生ごみとか細かく調べるのです。

似たようなことを小学生の時、アメリカの学校でもしたことがあります。

場所によってごみの種類が違うことを気づかせるための授業でした。

図書館=紙ごみ多い。

職員室=コーヒーなどの厨芥類のごみが多い、など。

排出量を意識するにはこういう生々しい体験が一番聞きそうですね^^;



で、肝心の0.34kg-CO2の出し方ですが、


2120kg-CO2×14.2%+973.3kg-CO2/t×4.1%=0.34kg-CO2/kg

になります。

途中、トンからキロに単位が変わっているの注意してくださいね☆



ここまでえらそうなことを書いておいて、新しいインベントリから計算しなおせるのか、

と問われると自信がないです(苦笑)

文系卒の限界ということでお許しを、、、

時間があったらいつか計算しなおすか、

どこかに習いに行ってみます^^;



カーボンオフパスポートを作ってから4年。


もうそろそろゴール(2012年12月)が見えているのですが


今、こんな時期だからこそ、お店と私たちがもっとつながっていく必要が


あると思い、微力ながらも広めたいと思い始めています。








そこで、紙媒体の更新は難しいのですが、


パスポートに参加します、とおっしゃって下さるお店を

募集します!




ちょっとエコ、を始めたいと思っているお店の皆さま

是非ご協力くださいませ☆



参加できるよ、という方はまず


info(あっとまーく)ctf.jp


(あっとまーく)を@に変更してくださいませ


までメールを頂ければ、参加用紙を送らせていただきます。







◆クーポン掲載の条件

「食べる」「使う」「変える」「緑」「参加」いずれかの

条件に該当する商品・サービスであること




◆広告掲載料は無料です


◆カーボンオフパスポート/P-PASS利用者に対して

スムーズに応対ができるように店内スタッフ(アルバイト含む)、

関係者に内容や仕組みを周知してください

◆店舗でパスポート本の販売にもご協力ください

◆クーポンの特典は2012年12月31日

(京都議定書第一約束期間中)までご協力ください




以上です!



こんな条件でも参加してくださった


・米米さん

・NHDさん


・kurikindiさん


・ベビーヨガアソシエイトさん


・hive cafeさん


・boulangerie Aさん


・frame libraryさん


・Masala Chaieさん


ありがとうございます!