核酸医薬品分野で活躍している製薬メーカーやバイオベンチャー企業は多数存在します。以下に、いくつかの代表的な企業を紹介します。
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モデルナ(Moderna): アメリカのバイオテクノロジー企業で、mRNAベースの医薬品開発に力を入れています。COVID-19ワクチン(mRNA-1273)で知られており、他にも感染症やがん、自己免疫疾患などの治療薬の開発を行っています。
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バイオンテック(BioNTech): ドイツのバイオテクノロジー企業で、mRNAベースの医薬品開発に焦点を当てています。ファイザーと共同開発したCOVID-19ワクチン(BNT162b2)で有名であり、がん治療や感染症治療のパイプラインも持っています。
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アルニラム(Alnylam Pharmaceuticals): アメリカのバイオベンチャー企業で、RNA干渉(RNAi)技術を用いた核酸医薬品の開発を行っています。オンパトロ(patisiran)やギボランゾ(givosiran)など、希少疾患向けの核酸医薬品を開発・販売しています。
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イオン治療(Ionis Pharmaceuticals): アメリカのバイオテクノロジー企業で、アンチセンスオリゴヌクレオチド(ASO)技術を利用した核酸医薬品の開発に取り組んでいます。スピンラザ(nusinersen)やウェイバリー(inotersen)など、希少疾患向けの核酸医薬品を開発・販売しています。
これらの企業以外にも、核酸医薬品に関心を持つ製薬メーカーやバイオベンチャー企業が存在します。核酸医薬品市場は今後も拡大が見込まれるため、新たな技術開発や研究開発投資が活発化し、さらに多くの企業が参入する可能性があります。