~100年企業を目指して~理念浸透と人材育成の教科書~ -9ページ目

~100年企業を目指して~理念浸透と人材育成の教科書~

100年続く会社の生存率を考えると奇跡に近い。1代の経営者で終わらず4~5代の経営者がバトンを繋ぎ続ける。そこに何かロマンを感じますね。どんな秘密があるのか。経営の量ではなく、経営の質に拘ったコンテンツをお送りします。

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。


先日、たまたま食事会のお隣に座っていた
中小企業の経営者のお話が
興味深いものでした。

駐車場の設置・メンテ等を
されている会社のH社長。

H社長も

「うちの会社にモンスター社員の
 ような人間がいて大変でしたよ。

 社内のエネルギーを全部、
 吸い取るような存在。
 
 一人目の問題が解決したら、
 二人目の問題が発生。

 私は人を見る目がないのかもしれません」


聞いていいものか迷いましたが、

「どのような件があったんですか?」
と聞いてみました。


「一人は会社のみんなからパワハラを
 受けていると。
 お客様のクレームが立て続けに起きている。
 お客様に迷惑が掛からない様に
 この社員にいろいろと周囲の人間が助言を
 していたら、それがパワハラであると
 いうんですね。

 あまりにも自分の非を認めないので、
 匿名で社内にパワハラ調査しました。
 結果、やはりなかったんです。
 その社員の悲観的な捉え方が
 暴走してしまったんでしょう」


「もう一つはお金の私的利用ですね。
 会社のETCカードを渡していたら、
 プライベートでもそのETCカードを利用。
 金額がおかしいので調べたら、
 本人が私的利用を認めました」

 
ほかにも多数ありましたが、
このメルマガではこのくらいに。


「社内ルール」や「仕組み」というと、
スタッフを「拘束する」という
ネガティブな印象を想起しがちです。

でも仮にETCカード利用を
確認する仕組みや、
他者が利用内容を確認する社内ルール等が
存在すれば、こういったトラブルは
防げたのかもしれません。


そもそも人間は弱い。

仕組みやルールとは
スタッフを悪人にしないために
必要だという見方もできます。



ルールや仕組みが仮にあっても
このくらいはバレないだろう…と
不正に手を染めてしまう人も
いるくらいです。


社員を守るために
ルールや仕組みが必要。

そのように考えてみましょう。

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。

先週、研修で北海道に行っていました。

移動中、車から見える景色で
心が癒されたのですが、
一方で疑問に思うことも…。


それは、山間部にやたら太陽光パネルが
増えているという事実。


以前はそこまで気にならなかったのですが、
今回はここまで美しい山を削って
斜面に作る必要があるのか…と疑問に思います。


釧路湿原の太陽光パネル設置も
ニュースで話題になっていますね。

著名人もこの工事には疑問の声をあげています。

事業者は必要な調査等の手続きを踏んだと
言っていますが、果たして共感を得られるかどうか。


自然エネルギーへの転換というのも
理解できますが、
だからといって太陽光をあちこちに
作るのもどうなんだろう…と思いませんか?


業者は設置しないと売上にならないから、
設置を試みると思いますが、
マクロで見た時に本当にそれは必要なの?と。


自然を壊すことはナンセンス。
元に戻るのにはどのくらいの歳月が
必要になるのでしょう。


美しい自然を壊して設置するのは
センスがなさすぎです。


ビジネスには「センス」が必要だと
思うんですね。

センスとは「共感力」とも言えます。

太陽光パネルが必要だとはいっても、
そこは作ったらさすがにアウトでしょ!
というセンス。


美しい自然を美しいまま、
次世代に残してほしいと思います。
 

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。


十方よし.TV8月号のゲストは、
ヒューマンライフコード株式会社の原田社長。

ヒューマンライフコードは、
臍帯(さいたい)組織を活用した
再生医療等製品の研究開発・製造・販売をされています。

2019年 東京ベンチャー企業選手権2019 
最優秀賞(東京都知事賞)受賞。

2023年 内閣府主催「第5回日本オープンイノベーション大賞」
「厚生労働大臣賞」受賞。


臍帯=へその緒を活用した再生医療製品。
これだけでもワクワクしませんか?



法改正があるためでは、これまでは
へその緒はお産の時に捨てられていました。

しかしアメリカでの医療現場から
この捨てられていたへその緒に
原田社長は無限の可能性を見出しました。


臍帯使うことには多くのメリットがあるそうです。

若い細胞のため、非常に元気であること。
骨髄と違い誰かの痛みを必要としない。
国内調達が可能であること。


そして増殖力にも優れており、
1本の臍帯から成人1000人分の細胞薬品を作れる。



臍帯由来間葉系細胞が持つ
免疫調整能力や組織修復能という特質を活かし、
希少性疾患への製品化が可能です。


加齢性疾患(例:サルコペニア)や
新型のコロナ治療薬(肺の炎症を抑える)にも
挑戦されています。

ここまで聞くと期待しかありませんね。


しかし他事業と大きく異なることは、
時間と費用を要するということです。

非臨床試験を経て、
臨床試験のフェーズ1・2・3を経て、
承認申請をし承認を得るという流れ。

約10年間かかります。

それくらい製品化までには時間を要する。

当然、10年間の売上が立たないわけですから、
商品化までの開発・実験費用、
会社を運営する費用が必要になるわけです。


原田社長は、

「約10年前にパッションを持って、
 この会社を創業しました。
 へその緒を使った再生医療の世界が
 必ず来るという未来像を確認して。

 製品化まであとラストワンマイルの所まで来ました。
 この製品を待ち望んでいる患者さんが国内外に沢山います。
 1日でも早く届けたいという気持ちです」

と言われていました。


本当に長い道のりですね。

賛同してくれる協力企業もいますが、
まだまだ資金が足りないようです。

助成金などもあるようですが
必要な額に対して桁が違います。


こういう成長分野へ資金提供が消極的だから、
他国に追い抜かされてしまうのがこれまで。


これからの時代、再生医療という分野は
間違いなく成長産業。

世界的に見ても
日本が牽引役に慣れるかもしれない。

もっと積極的にもっと大胆に
資金的なバックアップをして
将来の芽を潰さないように
してもらいたいと思います。

 

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。


中小企業の経営者でも
「仕事を任せる」ことが
得意な方と苦手な方がいますね。


「あなたを信じて任せる」

と言っておきながら、
あれこれ、細かい所まで指示を出す。


聞かれてもいないのに
たっぷりの助言を出す。

これをやっていく先に待っていること。

それは「上司の手柄」になってしまうということ。


任されたのにも関わらず、
途中から上司から言われたことを
着実にこなすことが仕事になっていきます。

こうなってしまうともはや
部下が主役の仕事ではなく、
上司の小間使いのようになってしまいます。


仮にこの仕事が上手くいったとしても
部下が成功体験として実感することが
はたしてできるでしょうか。

上司のパシリくらいにしか
思わないかもしれません。


ある中小企業で
Aヒット商品が生まれました。

このAヒット商品が生まれるまでに
経営者がどんな助言をしたか
という記事が掲載されていました。

これを読んでいくと、
なぜか助言をした経営者が
偉いという趣旨になっている。

このAヒット商品を作ったのは、
開発者です。

助言をした経営者が
開発者よりでかい顔をしている。



経営者は助言をすることで、
「つまみ食い」をしていけない。
自分の手柄にしてもいけない。



開発者がリスペクトされるべき。
任されて実行した人が
リスペクトされるべきです。

経営者や上司は、
助言をしたくらいで
いい気になってはいけませんね。
 

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。


先日、S社長の講演会に参加する機会がありました。

S社長の会社の改革は、ドラマ化されており、
中小企業経営者の目標でもあったりします。

そしてS社長は数年前から
次の経営幹部育成に
着手されているとのことでした。


皆さんは、
経営幹部に求める資質と聞かれて、
どのように答えますか?


S社長は

「見えない不安をポジティブに
 捉えられるかですかね」


「私が海外に生産拠点を作りたいと相談した。
 これは会社として初めての取り組み。
 ○○さん、その国に赴任してもらえますか?
 と言ったときに、やらせてください!と
 言える人が資質のある人」


と言われていました。

これが「見えない不安」ということを
指しているのだと思います。


会社として、個人として
経験したことがない。

当然、不安もあるだろうし、
今の段階では想像もできない不安が
これから出てくるかもしれない。

今の段階では乗り越えることが
できるかどうかも分からない。


しかしそのような状況でも
ポジティブに捉えて、
「チャレンジしてみたい!」

と言えるかどうか。


確かに経営者になるとそういう機会に
幾度となく遭遇します。

だから資質として
それを求めたいというS社長の意図は、
非常に共感できる内容でした。


不安に押しつぶされることなく、
不安をポジティブに転換できる力。


逆境を乗り越えていける人の共通点ですね。