こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
『トヨタに学ぶカイゼンのヒント71』という書籍の中に、
「事務系職場における7つのムダ」というものが
紹介されています。
以下、引用します。
1.会議のムダ
「決まらない会議」「決めない人も出る会議」を
開催していないか
2.根回しのムダ
自分の安心のために、全員事前周りをしていないか。
3.資料のムダ
報告のためだけに資料を作っていないか。
A4・A3 1枚以上の資料を作っていないか
4.調整のムダ
実務で調整していても進まない案件を、
頑張って調整しようとしていないか。
5.上司のプライドのムダ
自分に報告がなかっただけで自分は聞いていないと
言っていないか。上司がこれを言うと、
根回しと資料のムダが発生する
6.マンネリのムダ
今までやっているからという理由だけで、
続けている業務はないか
7.ごっこのムダ
事前に練ってシャンシャン会議になっていないか。
決めようとせずその周辺ばかりつつくことで、
議論した気になっていないか。
社内で上記のようなムダを見たことはありますか?
A社の課長がぼやいていました。
「今日は1日中、会議なんで時間が取れません」
会議だけで1日が終わるというスケジュール。
会議に出席することが仕事になっている方もいますね。
たいした議論をするわけでもなく、
出席だけしているならば、
そこにただ座っている意味があるのでしょうか?
また大して提案の熱量もないのに、
部下に不必要な資料を作らせる上司もいます。
部下は資料を作るのが仕事、
上司は資料作成の指示を出すのが仕事。
一瞬で目を通して捨てられる資料に
何時間も費やしていたら、
部下がかわいそうですね。
A4 1枚というのは極端な例かもしれませんが、
それだけシンプルに趣旨が明確であるということです。
もっと社内業務の効率や生産性を
上げようと号令をかけているA社。
生産性のない会議をし、
生産性の低い資料を部下に作らせているのが
A社の管理職でした。
とっても滑稽な現象ですね。
7つの無駄を参考にしてみてください。
こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
先日、品川区内の子ども食堂が集まる
イベントに参加してきました。
運営主体は、NPOでされている方もいれば
個人ボランティアでされている方もいる。
彼・彼女らの共通している叫びは、
「国は余計なことをするな」
といったもの。
「こども食堂」の名付け親で、
13年前から東京都大田区で活動された近藤さん。
子ども食堂から一線を引く決意をされたとのこと。
「こども食堂は子どもの貧困解消に役立つ、良いことだ」
というイメージが広がった。
月に何回か食事を提供しても、米を数キロ渡しても、
子どもの貧困は何も変わらない。
自分が始めた意図と違う方向に歩み出してしまったと。
ACジャパンの広告によって「子ども食堂」の
認知度が上がりました。
誰でも来てもいい!というメッセージです。
こちらの広告は現場の人間からすれば大不評です。
この影響で本当に届けたい子供に届けられなくなった。
以前から来ていた人がふらっと来れなくなり、
予約制にしなければならなくなった所も。
なかには食費代を浮かすために
利用するサラリーマンもいる。
お米の配給などがあれば、乗ってきた外車を
見えないところに隠し、
米をもらって帰る大人もいる。
違法ではないので、
思いもよらない使われ方をされてしまいます。
これまでのようにご厚意で集めた食材を
必要な人に届けられなくなってきています。
ACジャパンの広告によって、
貧しい子供だけでなく誰でも使える、
大人も集まれる場所になれる。
そんなイメージが広がってしまったと。
活動する団体には補助金も用意されて、
補助金目当ての団体も出てきている。
現場で活動する人たちが共通して言われていたこと。
「近所のおばちゃんの所にふらっと寄って、
そこでお腹を満たす。
話したいことがあれば話すし、
話したくないことは話す必要はない。
親が何をしているかもこちらからは聞かない。
子供がふらっと寄れる場所を作りたかった。
補助金がもらえる・もらえないは関係ない。
私がやりたいからやっているだけ」
そのような純粋は思いを持っている方ばかりでした。
子ども食堂が増えたところで
貧困がなくなるわけではありません。
それは対処療法ですし、
政治的アピールに使われているように
見えてしまいます。
某首相は、
「子ども食堂を活動されている皆さんと伴奏したい」
といったコメントを出されてみたいですが、
当事者たちは
「別にあなたと伴走したいわけではない。
余計な干渉をしないで、そっとしておいてほしい」
と言われていました。
「子ども食堂がいらない世の中になればいい」
とさえ言っています。
本当は必要のない組織を作ると、
その組織を維持するための活動になってしまう。
「こども家庭庁」もその1つですね。
「やっている感」を出すための施策になる。
マクロで見ればその組織そのものを解体し、
予算を別のことに使うことの方が効果的です。
行政の関わり方や支援の仕方を間違えると、
意図した方向とは全く異なる方向に向かってしまう
事例と言えるでしょう。
こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
十方よし.TV6月号のゲストは、
株式会社ゼットンの鈴木会長。
ゼットン様は、公園の再開発ではなく
再生を手掛けてきました。
その土地・街に眠っている「宝」を見つけて、
それを最大限活かす方法を考えるのが
鈴木会長の思想でありメソッドです。
これまでの歴史を調べたり、
そのエリアがどのような役割を
担ってきたのか等も調査するようです。
私は意地悪な質問をしました。
「鈴木会長のもとへ公園再生の依頼が
多数来ると思うのですが、
どこにも“宝”はあるのでしょうか?」
「いえ。難しい所にはどうあがいても難しい」
と回答されました。
正直なご回答で大変共感しました。
ただ機能が揃っただけのベットタウン。
物語がない街は難しいといいます。
鈴木会長のもとには、
ディベロッパーの方からも相談があるようです。
ここに土地がたまたま空いているから、
短期目線で開発をして家を建てる。
その時は賑わっているように見えても、
数十年後には衰退していく街。
こういう街には宝が見つからない。
この街をこれからどのような街にしたいのか?
中長期的なビジョンを描く。
ビジョンを描くから、
何をやるべきで何をやってはいけないかが分かる。
ビジョンなき「再開発」は、
長いスパンで考えれば
無価値なもの、無駄なものを
大量生産をしている。
つまりゴミを作り出すことになります。
あなたが住む街をどのようにしていたいですか?
あなたが住む街のビジョンは何ですか?
こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
十方よし.TV6月号のゲストは、
株式会社ゼットンの鈴木会長。
ゼットン様は、飲食店等の経営・開発及び
コンサルティングから始まり、
近年では公園再生事業を始めています。
具体的な例をあげると、
葛西臨海公園再生事業、
徳川園再生事業、山下公園再生事業など。
鈴木会長は「再開発」ではなく「再生」と
協調しています。
「再開発」というと過去のものを全て壊して、
新しいものを作り上げるというイメージです。
「再生」というと、
本来もっているポテンシャルを引き出し、
もう一度活気を取り戻すといったイメージでしょうか。
鈴木会長は、葛西臨海に初めて視察に行った時に
ハワイがイメージできたそうです。
そしてこの公園に大きなポテンシャルを感じました。
ハロハテーブルを運営していたこともあり
公園内のカフェやレストランの再生はもちろん、
様々な提案をされ実現していきます。
例えば、公園でウェディング事業も始めました。
「葛西でウエディング?」とネット上では、
辛辣な書き込みも見られたそうです。
しかし今では、年間40~50件の婚礼が行われています。
バーベキュー場を作り、
日常のバーベキューだけでなく、
婚礼時の食事としても利用できるようになりました。
公園内で思いっきり遊べるように、
遊具のレンタル事業も始めました。
東京海洋大学との共同研究により、
貝殻を再利用した「ケアシェル」を活用。
東京湾の浄化活動に取り組み、
期間限定で海水浴場をオープンしました。
公園のポテンシャルを探し、
新しい価値を作り出して、
マネタイズする。
マネタイズによって得られた利益を
また新しい価値づくりに投資する。
結果、公園が再生されていく。
ちなみに葛西臨海公園に来られる客層が
大きく変わったそうです。
昔は怖い人のたまり場になっていました。
夜にもなればガラが悪い若者がいて、
近づけないこともあったとか。
私も何度も足を運んだことがありますが、
今となれば、休日にはたくさんの家族で
にぎわっている公園になっています。
皆さんの会社にも手つかずで、
眠ったままのポテンシャルがあるかもしれません。
こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
ここ1年間でお会いした経営者の方に
同じ質問をした所、
同じような回答が返ってきました。
同じ質問とは、
「経営者として後悔していることは?」
というもの。
何か1つくらいあるのかな?と
興味本位で聞いてみたりします。
しかし、皆さん「後悔」という言葉に
違和感があるのか、
適切な回答を探しているようでした。
大きく2つの回答に分かれます。
「特にありません」
「反省はしますが後悔はありません」
いずれかの回答が多いんですね。
おそらく今現在の自分を作っているのは
過去の失敗も含んだ経験があったからこそ。
つまり失敗を失敗で終わらせずに、
次に繋げたこと。
だから「後悔」と聞かれると
特に思い浮かばないのではないないかと
思います。
「後悔」というと、
過去を今でも引きずっている印象を
受けますね。
当時は未熟で、
自分として最善の選択だと思っていた。
自分の力不足だった。
それを認めているから、
「後悔」という言葉とは何かが違う。
「あの時にこうしてよかった…」
という後悔で終わらせない。
それを必ず未来に繋げる。
ポジティブに反省にしていく姿勢を
私も真似をしていきたいと思います。