こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
先日、若手後継者(仮名:須坂社長)の方とお話をしました。
須坂社長は先代から
1年前に会社を引きつぎました。
成長市場ではないと世間では言われています。
業績を伸ばすことは困難。
むしろ現状維持さえ経営努力が必要です。
先代の負債として2億円。
こちらも返済していかなければなりません。
「なんでこんな会社を引きついでしまったのか…。
知人の忠告通り、継承をしない方が良かった。
なんで先代の借金を自分が
返していかないといけないのか。
明るい未来もなかなか描けない業界で
なぜ親父は起業したのか。
やりたくもない仕事や親父の会社を
なぜやらなければいけないのか…」
須坂社長の悩みや愚痴は止まりませんでした。
私はそれを聞いて、
「つまり須坂社長は被害者ですか?」
と反応しました。
「被害者意識…。
言われてみるとなんで自分ばっかり…と
正直思っていたかもしれません。
親父のせいではなく、
最終的には自分で継承すると決めた。
被害者意識を持っている経営者に
従業員はついこないですよね…」
須坂社長は少しクールダウンして、
自分の言動や思考を振り返っていました。
事業継承をされた若手後継者。
なかなか事業が上手くいくないと、
いつのまにか、「被害者意識」を
持っているように思います。
俺はこんな仕事をやりたくなかった。
俺はこんな会社を引き継ぐべきではなかった。
潰れそうな会社を継承した俺はかわいそうだ。
もっとマシな状態でバトンを渡してくれれば。
須坂社長が言われた通り、
被害者意識を持っている限り、
従業員はついてこないかもしれません。
成長へのヒントも掴めないかもしれません。
最終的には自己選択であり自己責任。
その現実を受け入れるしかありません。
こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
自民党総裁選が10月4日に行われ、
高市早苗・前経済安保相が第29代総裁に選出されました。
選出後の挨拶で自民党議員に対し
「馬車馬のように働いていただきます」と呼びかける。
さらに「私自身もワーク・ライフ・バランスという言葉を捨てます」
「働いて、働いて、働いて、働いて、働いて参ります」と発言。
ワーク・ライフ・バランスを尊重する働き方を進める中、
時代と逆行する発言に批判が相次いでいるそうです。
皆さんはこの批判についてどう思いますか?
これまでの自民党への評価や支持率、
話の文脈を考えれば、私は何ら違和感がないのですが…。
「ワーク・ライフ・バランスを重視して、
政治家の仕事を遂行します」
とでも言ったらよかったのでしょうか。
本気度が全く伝わりませんね。
国会中継が流れた時に、
昼寝をしているような議員を見つけると
腹立たしく思う人もいるでしょう。
今現在の自民党の見られ方を考えれば、
馬車馬のように働いてでも結果を出そうとする
姿勢が政治家には求められる。
所信表明だからこそ、決意を伝えなければならない。
人の心に残るメッセージにするべきです。
心に残るメッセージは焦点化されているので、
誤解を生むような表現にも聞こえる。
言葉尻に目くじらを立てすぎでは?と
思う今日この頃です。
何でそこまで話を大ごとにしたがるのか…。
リーダーだからこそ、言葉選びに慎重になるべきだという
意見も分からなくもない。
しかしそれを求めるからこそ、
リーダーのメッセージがどんどん陳腐化している。
尖るような発信がなくなっていく。
「日本人ファースト」もそうですが、
誤解を受けて批判をされるにせよ、
力強いメッセージを発信しなければいけない時が
あると思います。
こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
十方よし.TV9月号のゲストは、
株式会社障がい者つくし更生会の那波専務。
前回、『奇跡の会社』と言われる理由について
このメルマガでご紹介しました。
この会社には多くの企業が見学に来られます。
「障がい者の方がここまで力を発揮されるとは
思いませんでした」
と驚きの感想を言われる方もいます。
これは事実です。
このような環境を作れば、
十分可能ということですね。
那波専務は、
「障がい者雇用専用の取り組みではない。
特別なことではない。
どんな法人でも、誰にでも、取り組めること」
とも言っています。
どこまでできるかは考え方次第ですね。
また障がい者雇用を推進している企業で
よく言われること。
それは
「障がい者の方をよく“理解”して下さい」
というもの。
障がい者つくし更生会さんが
人間関係を構築する上で
大事にしているステップがあります。
1.受 容 2.共 感
3.理 解 4.許容
「理解してください」と言われる「理解」とは、
ステップ3を指します。
本当に「理解」するには、
相手の言っている事を「受容」し、
それに「共感」することが欠かせない。
受容とは、自分の評価や判断を入れずに、
ニュートラルな気持ちで相手の話を聴くこと。
共感とは、相手の目で見、相手の耳で聞き、
相手の心で感じること。
障がい者の法定雇用率2.5%を
上回るという目標を掲げた会社の人事担当者が、
「彼・彼女らを理解して下さい」
と社内に言われていますね。
本当の「理解」を進めるには
その前の段階があることを忘れてはいけません。
さらに言えば、障がい者雇用云々の話ではなく、
良好な人間関係を築くうえで「受容と共感」は
必要になってきますね。
こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
十方よし.TV9月号のゲストは、
株式会社障がい者つくし更生会の
那波専務でした。
こちらの会社、福岡県の春日市・大野城市の
不燃性一般廃棄物処理施設の運転管理をされています。
社員38名の中で障害者の方が32名(全体の84%)。
法定雇用率は105.3%。
この数値、間違いではありません。
重度障害者の方はダブルカウントされますので。
一般企業の法定雇用率は2.5%ですから、
驚異的な数字ですね。
恐らく全国でトップクラスです。
あくまでも「株式会社」。
「福祉をしているつもりはない」と言われています。
当然、仕事にもシビアです。
不燃性一般廃棄物処理施設(破砕等)の
運転・管理において全国トップクラスの
クオリティ。
ここまで価値を提供できる組織になるまでは、
様々な障害があったそうです。
私が最も驚いたことがあります。。
それはあえて「単年契約」にしていること。
この仕事は行政からの委託業務です。
契約期間が存在します。
以前、障がい者つくし更生会の仕事ぶりが認められ、
複数年契約の打診があったそうです。
私だったら、数年間は仕事がなくならないので、
飛びつくと思います。
皆さんもそうですよね?
これで数年間は安心だと。
しかし那波専務はお断りをしました。
「複数年契約はお互いにとってよくない。
私たちからすれば数年間の契約が
保証されると甘えてしまう。
緊張感もなくなってしまうかもしれない。
行政側にとってもデメリットです。
定期的に人事異動があると思いますが、
複数年契約だと前任者が私たちに依頼していたから
それでいいかと惰性になりがち。
確固たる理由がない。
私たちはその都度、担当者の方に
弊社の仕事ぶりを評価してもらいたいんです」
こんなことを言われていました。
自分たちの力で勝ち取った外部から評価ですね。
毎年300人近く、様々な業界の方が
見学に来られるそうです。
ここで働いている38名のスタッフにとって、
大きな自信になっているのでしょう。
『奇跡の会社』と言われる理由が
私には理解できました。
こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。
先日、シニア向けのビジネスをされている
O社長にお会いしました。
O社長のされているシニアビジネスは、
今となっては有名になりました。
全国の地方自治体から講演依頼があったり、
地方の地域活性化への助言を求められたりと
引っ張りだこになっています。
しかし5年前はそうではありませんでした。
・なんか怪しいビジネスをしている
・高齢者からお金を搾取しているのでは?
・実は高額商品を後で買わせているのでは?
ここでは書ききれませんが、
たくさんの批判・風評被害が
寄せられたそうです。
「5年前はあれだけ風評被害があったのに、
今では共感者や応援者も出てくる。
世間の評価は当てにならないですね」
と言われていました。
私の経験上、
つまらない批判する人の多くは、
断片的な情報しか知らない人。
断片的な情報しか知らないので、
憶測で物事を考えて、批判しています。
現場・現地・現物を見た方からの批判は
前向きに受け止めることは
必要かもしれません。
一方で一番耳を傾けていけないのは、
現場・現地・現物を見たことがない方の
憶測からくる批判です。
この声をまともに聞く必要はありません。
面白がって、呟いているだけかもしれません。
私たちはどんな人の声には耳を傾けて、
どんな人の声にはスルーをするのか。
その見極めに失敗をすると、
目的達成には至りませんね。