~100年企業を目指して~理念浸透と人材育成の教科書~ -65ページ目

~100年企業を目指して~理念浸透と人材育成の教科書~

100年続く会社の生存率を考えると奇跡に近い。1代の経営者で終わらず4~5代の経営者がバトンを繋ぎ続ける。そこに何かロマンを感じますね。どんな秘密があるのか。経営の量ではなく、経営の質に拘ったコンテンツをお送りします。

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。


コロナとどのように付き合っていくか、
会社を経営をされている方は死活問題です。


昔から「ピンチはチャンス」と言う方がいます。

すごくポジティブな考え方ですね。

なんとか商機を見出そうとする姿勢は
とても大切だと思います。


そんなにポジティブ思考ではない私は、
「ピンチはチャンス」という言葉が
今も昔もしっくりきません。


「チャンスだ!」と無理やりポジティブ思考で
自分を騙そうとしている気がするからです。



どちらかと言えば

「ピンチは自分を変えるとき」

というほうが納得できるんです。


話は変わります。

ロックダウンにより工場が稼働しなかったり、
車の移動がないことで、
世界中の空気が綺麗になっていました。

中国、イタリア、スペイン、フランスなどの一部の都市では、
これまで大気が常に霧のようなものに包まれていました。

アメリカのある都市では交通渋滞がなくなり、
上空が綺麗になった写真も公開されていました。

世界で最悪レベルの大気汚染が進むインドでは、
過去20年で最良の状態だそうです。

インドのガンジス川もありえないほど
綺麗になったというニュースもあります。


不幸にも人間が自粛をすればするほど、
地球は綺麗になっていく。

本来の姿に戻っていきます。

私達は、ここまで地球を汚す生物だったんだと
再認識しますね。


地球を綺麗にするために、
「このまま自粛をしましょう!」と
いうことではありません。


「結果」には必ず「原因」がある。

悪しき結果が目の前で起きているならば、
知らない間に、悪しき原因を作り出して
いるかもしれません。


ピンチに遭遇したら一度立ち止まる。

そして自分を棚卸して、しばし深く省みる。

ときには自己否定も必要でしょう。

それを経て自分を変えることができる。


今回のピンチをきっかけに、
大袈裟な言い方をすれば、
生まれ変わることができるか?
大きく変わることができるか?



ピンチはそれを試しているのでは?

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。


コロナの影響で、企業向けの研修コンテンツも
オンライン化が進んでいます。

これまでのリアルな集合型研修がなくなってしまうのでは?
と懸念している方もいます。


結論としては「併用される」流れになるかと思います。

リアルな場での研修開催はなくなることはないでしょう。


オンライン化のメリットは、

・時間と場所を自由に選択できる

・会場代がかからず、制限をかけなければ、
 何人でも聴講できる

・自分のペースで聴講できる


などがあげられます。


一方デメリットもあります。

・個人ワークなどを入れても、
 講師から一方通行になりがち。

・受講者の理解度や納得度を
 把握しながら進めにくい

・ディスカッションを通じての
 気づきが得られにくい


などなど。


私の知り合いの大学生の話では、
コロナ期間中、大学の授業はオンラインに
切り替わったそうです。


「一応、授業を見るんですけど、
 手元のスマホ開いて他のことを
 やってしまうんですよね…」


と言われていました。


オンラインは知識習得型のコンテンツには向いていますし、
学習意欲が高い人には適切な方法かと思います。

自分の時間に合わせて、
どんどんカリキュラムを進めることができますから…。


一方でデメリットは、
「深く掘り下げて考える」モードにはなりにくい。

周りに誘惑が一杯ありますから。

もともと学習意欲が高くない人は、
再生ボタンを押すだけで、
ラジオのように聞き流すだけの受講になってしまう。

上記の大学生のように、スマホで他のことをやっていて、
視聴履歴だけが残り、気づきはないかもしれません。


リアルな集合型研修の場は、
“見られている”“集中して考える”
という空気が作りやすい。


コンテンツの問題ではなく、
学習環境次第で学びの質は
大きく変わってしまいます。


企業研修の多くは、どちらかと言えば
「自らが貪欲に学ぶ人」が対象になっているわけではありません。

もっと「学んでほしい」「気づいてほしい」
「自分を顧みてほしい」という目的があります。


研修の目的が変わらない限りは、
オンラインに一本化されることは困難かと思います。

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。


コロナ終息後、人々の行動変容、
そして経営スタイルはどのように変化していくのでしょうか?


感染症は今回の終息で終わりではなく、
持続的に続きそうです。

「3密」と呼ばれる感染症対策は、
経済とのバランスの中で継続されていくでしょう。


今回の一連の流れにより、
経営危機を体験した会社が多いかと思います。

今後はリスクマネジメントの観点で、
リスクを分散させる戦略を取っていく会社が
多くなるのではないかと思います。



○海外生産+国内生産

マスクを始め、医療品関連商品は、
輸入に依存していることが赤裸々になりました。
国内生産でコスト最小化を目指す企業が出てくるでしょう。



○働き方改革 長時間勤務削減+リモートワーク

この2ヶ月間で在宅勤務が一気に進みました。
今後も在宅勤務期間が生じる可能性もあります。

働き方改革=長時間労働の削減というテーマから、
働く場所の自由化を推進せざるを得ない状況になります。



○リアル+オンライン
上記の在宅勤務と重なりますが、
オンライン化が進むことによりリアルな機会の位置付けが
変わるかもしれません。
だらだらした会議がなくなっていくかもしれませんね。



○インバウンド+足元顧客
日本へ観光に訪れた人々向けのサービスを
展開している会社の打撃は大きいですね。

今後も一定期間、国内に人が入ってこないケースも考えられる。
足元需要への別サービスを企画・開発していくでしょう。



○リアル店舗+在宅サービス

店舗へわざわざ足を運ぶ価値を改めて考えさせられています。
外出せず自宅で受けられるサービスはないか。
自宅で快適に過ごせるサービスはないか。

店舗へ人を集めることに依存しない形態は進みそうです。



他にも出てくるでしょうね。

私たち経営者は特に、
流れを敏感に察知しておきたいですね。
 

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。


「afterコロナ」、「withコロナ」といった言葉が
聞かれるようになりました。

緊急事態宣言が解除された後、
どのように社会が変化していくのか。

この社会的価値観の変化にいかに適応できるか。

企業経営において生命線と言えるでしょう。


コロナを経験した世代は、
今回の記憶が焼き付けられます。


約75年前に終戦時を経験した世代と
経験していない世代では、
ベースとなる価値観が異なると言われます。

インパクトある出来事は、
人々の価値観を変えてしまいます。

今回のコロナも同じようなことが
言えるでしょう。

経験した世代と経験していない世代では、
価値観が違いが起きる。


ある小学生が飲食店の経営苦境のニュースを見て、

「飲食店はすごく大変で難しい。
 これからもウェルスと長期的に付き合っていかないと
 いけない。店舗運営には危険が伴う」


と話されていました。

将来は自分のお店を持ちたい!と
夢を語っていた子供も
今回の悲惨な現実を目の当たりにして、
考え方が変わってしまったようです。 
 

コロナによって
「〇〇は危険」という負の記憶ばかりが焼き付けられ、
様々な行動に抑制かかることが恐ろしいです。


感染症対策は長期的に必要になっていくでしょうが、
付随して、行動量も行動範囲も制限がかかっていくのが
怖いですね。

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。


周りが変化していたり、危機的な状況が迫っていても、
「私は大丈夫」と自分に都合のいいように思い込んでしまうこと。


これを社会心理学、災害心理学では
「正常性バイアス」と言うそうです。



コロナ騒動の中、
人が密集している所に感染を気にせずに
自分から足を運んでいる人がいますね。

私には関係がないと同僚と飲み会をしていて、
感染してしまった人もいます。

これらの人は、“自分は大丈夫”という
「正常性バイアス」が働いていたのでしょう。


と言っている私も同様だったかもしれません。

ニュースで流れているコロナ感染は、
どこかで他人事でした。
私には影響が少ないとも当時は思っていたかもしれません。


それが自分たちの職場の近くで感染者が出てくると
見方が変わっていきました。


コロナ感染拡大に伴い、
知り合いの会社が倒産してしまいました。

開業し運営するまでの苦労を間近で見ている私は、
同じように心が痛みました。

またうつ病になってしまう人が
近くに出てきたりもしました。


そういうこと目の当たりにすると、
いかに自分が「正常性バイアス」に
支配されていたかと思います。


私を含めて、

「自分には影響がない」
「自分には大丈夫」

という思い込みが思考を止めて、
行動を鈍らせてしまいます。



コロナに限らずですが、
自分の「正常性バイアス」に気づき、
疑うようにようにしていきましょう。