『選挙から見る支持されないリーダー像』 | ~100年企業を目指して~理念浸透と人材育成の教科書~

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100年続く会社の生存率を考えると奇跡に近い。1代の経営者で終わらず4~5代の経営者がバトンを繋ぎ続ける。そこに何かロマンを感じますね。どんな秘密があるのか。経営の量ではなく、経営の質に拘ったコンテンツをお送りします。

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。

先日の衆議院選挙は、
予想以上の結果で幕を閉じました。

正直に言えば、
「この人まで当選するのか…」
と感じた場面もありました。

一方で、実力がありながら
流れに乗れず落選した方もいる。

選挙は残酷です。
しかし同時に、
**「今、何が支持されないのか」**を
はっきり映し出します。

これは政治の話ではありません。
リーダーの話です。

ビジネスリーダーや経営者にとっても、
他人事ではないと感じました。


1.批判だけのリーダー

与党を批判する。
会社で言えば上司や経営陣に異を唱える。

それ自体は必要です。

しかし、

・批判すること自体が目的になっている
・解決策がない
・揚げ足取りに終始する

こうなると、周囲は離れます。

組織の中でもいませんか。
「それは違います」とは言うが、
「ではどうするか」は出てこない人。

リーダーに求められているのは、
評論家ではなく、実行責任者の視点です。

2.下品なリーダー

今回の選挙でも、
見ていて不快になる言動がありました。

強い言葉。
半ギレ気味の態度。
相手を小馬鹿にするような発言。

主張が強いことと、
品がないことは違います。

ビジネスでも同じです。

成果が出ていても、
言葉遣いが荒い。
時間を守らない。
他者を軽んじる。

それだけで、
「一緒にやりたい」とは思われなくなる。

支持は、能力だけでは決まりません。


3.一貫性のないリーダー

票を取るために
過去の発言をひっくり返す。

柔軟というより、
信念がないように映る。

状況に応じた戦略変更と、
場当たり的な迎合は違います。

ビジネスリーダーも同じです。

上の顔色で意見を変える。
部下の前では別のことを言う。

それを繰り返せば、
確実に信用は削られます。

一貫性は、派手ではないが、
確実に効く資産です。


4.違いを打ち出せないリーダー

今回の争点の一つは減税でした。

8%か5%か。
2年か無期限か。

しかし、聞いている側からすると、
「結局どれも似たような話」に聞こえる。

一方で、
まったく違う切り口を出したところは、
議席を伸ばしました。

競争戦略で言われる通り、
差別化は「ベター」ではなく「ディファレント」。

少し良い、では埋もれる。

これはビジネスでも同じです。

他部署より少し頑張る。
競合より少し安い。

それでは記憶に残らない。

あなたのチームや会社は、
「何が違う」と言えるでしょうか。


5.反省できないリーダー

落選後のコメントも印象的でした。

「ネットの影響が…」
「あと1週間あれば…」

本当にそうでしょうか。

外部要因は常にあります。
しかし、
それを理由にしている限り、
次はありません。

リーダーになると、
言い訳の精度も上がります。

環境が悪い。
人材が足りない。
上が理解していない。

でも、
その中で何を変えられたのか。

そこから逃げた瞬間、
成長は止まります。

今回の選挙は、
支持されないリーダー像を
かなり生々しく見せてくれました。

・批判だけ
・品がない
・ブレる
・違いがない
・反省しない


これは政治家の話ではありません。

ビジネスリーダーが
次のステージに上がれるかどうかを
分けるポイントでもあります。

「自分は大丈夫か?」

少しだけ立ち止まり、
問い直す価値はありそうです。