挑戦しないことは罪』 | ~100年企業を目指して~理念浸透と人材育成の教科書~

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100年続く会社の生存率を考えると奇跡に近い。1代の経営者で終わらず4~5代の経営者がバトンを繋ぎ続ける。そこに何かロマンを感じますね。どんな秘密があるのか。経営の量ではなく、経営の質に拘ったコンテンツをお送りします。

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。


先日、経営者Dさまとお話をする機会がありました。

Dさんの事業展開はスピード感があります。
リスクを負いながらも攻める経営を貫く。

業界の中でも異質な存在として知られています。


私から見て、Dさんの『挑戦』のルーツが
どこからきているのだろう…、
と不思議に思いました。


Dさんに

「どうしてそこまで挑戦を止めないのですか?」

とお聞きしました。



こんな回答が返ってきました。

「私は挑戦をしないことは罪だと思っています。
 東北の震災で私は友人を亡くした。

 人間はいつ死ぬか、本当にわからないと感じた。
 
 彼らはもっとやりたかったことがあるはず。
 挑戦したかったことがあるはず。
 彼らは、もう挑戦したくてもできない。
 
 少なくても生きていれば、
 私たちは挑戦できる権利を持っている。

 だから彼らのことを思えば、
 挑戦しないことは罪だと思っています」



何のために挑戦するのか…。

自分のために挑戦するならば、
どこかで挑戦を止めるかもしれない。


でも誰かのための挑戦ならば、
目的を達成するまでは挑戦を止められない。


何となく過ごした今日1日は、
誰かが生きたかった1日かもしれない。


『挑戦しないことは罪』


忘れずに胸に刻んでおきたい。