『繁盛クリニックはリスクを負う』 | ~100年企業を目指して~理念浸透と人材育成の教科書~

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100年続く会社の生存率を考えると奇跡に近い。1代の経営者で終わらず4~5代の経営者がバトンを繋ぎ続ける。そこに何かロマンを感じますね。どんな秘密があるのか。経営の量ではなく、経営の質に拘ったコンテンツをお送りします。

こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。


知り合いKさんが
繁盛Aクリニックに行った時の感想を教えてくれました。

Aクリニックはいつもたくさんの患者さんが訪れています。

Kさんは縁があってAクリニックにお世話になったようです。
数週間後には海外に出張が決まっており、
短期間で直さないといけない状況でした。


KさんはAクリニックの診療を受けました。

ドクターの的確な診断を受けて、
繁盛している理由が分かったというのです。


多くのドクターは
真正直でリスク回避を恐れる。

だから患者さんヘ

「○○の可能性もある。
 △△の可能性もある。
 とりあえず〇〇の薬を出しておきます」

と伝える。


これは事実で、
断定できず複数の可能性が残されるのでしょう。

そして断言をしてしまうと、
診断が外れた時のリスクを負うことになる。

だから上記のような言い方になるのでしょう。


ちなみにKさんは
他のクリニックで上記のようなことを
言われ続けてきた。

自分の健康状態をはっきり言ってもらえない
もどかしさを感じていたようです。

「私は何の病気で、何をすれば良くなるのか?」
釈然としなかったそうです。

処方箋も果たしてこれでいいのか、
疑いながら服薬していたと。


Aクリニックでは診断内容を
明確に伝えられたそうです。
(※仮にあらゆる可能性があっても
  医師の見解を伝える)

そしてどうしたら完治できるかまで、
具体的に指南する。



Kさんは診断後に「安心」したと言われていました。

他クリニックとの違いも体感し、
だから繁盛するのか…と納得もしていました。

若いドクターの中にはリスクを恐れて
自分のみで診断を下すことを恐れる人もいると聞きました。


世の中の風潮もそうですね。
責任を負わされないように自分を守る発言をする。

その結果、切れが悪い、掴みどころのない話になる。


プロフェッショナルとは、
リスクも覚悟で自分なりの結論を出せることだと
感じました。