『“経験”が生み出す資産と負債』 | ~100年企業を目指して~理念浸透と人材育成の教科書~

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100年続く会社の生存率を考えると奇跡に近い。1代の経営者で終わらず4~5代の経営者がバトンを繋ぎ続ける。そこに何かロマンを感じますね。どんな秘密があるのか。経営の量ではなく、経営の質に拘ったコンテンツをお送りします。


こんにちは。
理念浸透コンサルタントの松本です。


人材がどのような時に成長するか。

それは実際に“経験”をすることですよね。


能力も経験した数だけ向上していくこともある。
人格も経験によって磨かれたりもします。

経験があるから落ち着いて判断もできるし、
経験があるから先々を予測する力もある。


転職活動市場に行けば、
どのような経験をしてきたかで
理論年収が決まってくるでしょう。


ビジネスマンとして
経験は「資産」と言えます。


一方で「負債」にもなりえます。

経験があるから準備不足になる人もいます。

どうにかできるだろう…と
準備が適当になる。

今までの経験で太刀打ちできるかは、
定かではありません。


経験があるから固定概念を作り出します。

営業の仕方、マーケティングの仕方が
ワンパターン化して抜け出せない人がいますね。

「私の経験では…」という口癖。

望む成果が出せていないなら、
その経験は今の時代には役に立たないと
自己否定することも必要でしょう。


「Aさんみたいなタイプは○○した方がいい」
「Bさんみたいなタイプは〇〇をしてはいけない」

経験がある人は、
人に対してもステレオタイプで
人を判断して対応しようとする。


相手は人ですから、
万人に通用する方法なんてないですよね。


「自分はかなりの経験を積んできた」
と思ったら要注意です。

経験が負債を生み出していないか、
自分で気づかないといけませんね。