『“ふくや”から学ぶ理念浸透 Part3』 | ~100年企業を目指して~理念浸透と人材育成の教科書~

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100年続く会社の生存率を考えると奇跡に近い。1代の経営者で終わらず4~5代の経営者がバトンを繋ぎ続ける。そこに何かロマンを感じますね。どんな秘密があるのか。経営の量ではなく、経営の質に拘ったコンテンツをお送りします。

昭和23年に創業し、明太子のトップメーカーであり続ける“ふくや”。
理念浸透や人材育成の秘密を川原会長からお聞きしてきました。
→http://cst-zero.com/interview/

「ふくやで働いて良かった」
退職時にそのように言ってもらいたいと川原会長は言います。

ふくやの人材育成体系はユニークです。

通常は階層別に分けて研修メニューを当てはめていくのが
一般的ですが、ふくやは違います。

社員に地域のボランティア活動を推奨しています。
さらに「ボランティア手当」といったものを支給しています。

会社として地域貢献活動に取り組まれていることはまだしも、
個人が地域貢献活動することを
なぜそこまで支援するのかを聞いてみました。

すると、
「ボランティア活動というのは、老若男女、様々な人が集う。
 その中で相手を動かすことを学ぶ。
 会社ですと“肩書”で相手は動いてしまいます。
 “肩書”が通用しないのがボランティア活動。
 それを体験してもらうのが目的です」

その話を聞いて、リーダーシップの研修を受けるより、
実践的ではないかと思いました。

さらに川原会長は続けます。

「仕事一本でやってくると定年後に居場所がなくなりますね。
 でも60歳、65歳はまだまだ若い。活躍できます。
 ボランティア活動をしておくと、地域住民との交流が生まれるし、
 友人もできるでしょう。
 自分の居場所を地域に作ることができます」

社員の定年後の姿まで考えられていることに、
大変驚きました。

自社の理念と人材育成体系に連動性があるのかどうか。

確認をしていただければ。