『これから企業に求められるものとは?』~多様性と一様性~ | ~100年企業を目指して~理念浸透と人材育成の教科書~

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『これから企業に求められるものとは?』
~多様性と一様性~

 
先日とある企画で、法政大学の坂本先生との
パネルディスカッションに参加させていただきました。
 
パネルディスカッションの面白さは、
想定外の質問が飛んできて、それに真摯に答えるうちに、
自身の考え方が整理できるということです。
 

「これから企業に求められるものは?」
というテーマになり、私の口から出たものは、
 

「多様性」と「一様性」でした。
 

他パネラーの方のお話を聞いて、さらに確信しました。
 

どの企業も人財確保に悩んでいます。
本来持っていた「ものさし」を取り換えて、
多様性ある人材を活かせない会社は選ばれなくなるでしょう。
 

多様性とは、定年後の高齢者、女性、子育て中の女性、
外国人、障がい者、新価値観の若手社員、パート・アルバト、等々。
 

様々なバックグラウンドを持っている人を
会社も個人もwin?winで働けるようにできる環境。
 
「多様性」への対応は急務と言えます。
 

しかし「多様性」と「無法地帯」は別物です。
 
「多様性」へ対応する過程で「あれもよし。これもよし」、
何でもありの状態になってしまいます。
 
「多様性」ある企業になるには、
矛盾する「一様性」が一方で必要です。
 
一様性とは、つまり会社の軸となる考え方。
「理念」を指します。
 
理念なき所の「多様性」は、
崩壊に向かっているようにしか見えません。
 

以前ある先輩から言われました。
 
「コンサルタントになるような人は、
 やはり自分の個性を大事にしたい人が多い。
 
 個性がないコンサルタントはこれからやっていけない。
 一方で個性的なコンサルタントになるには、
 共通の土に深く根を張らなければいけない」
 

当時の私は「個性的」になることばかりを意識し、
今いる「土」には目を向けていませんでした。
 

「多様性」or「一様性」ではありません。
 
「多様性」の器を大きくしたいからこそ、
「一様性」を再構築することが必要なのだと思います。