投資は「きれいごと」で成功する | ~100年企業を目指して~理念浸透と人材育成の教科書~

~100年企業を目指して~理念浸透と人材育成の教科書~

100年続く会社の生存率を考えると奇跡に近い。1代の経営者で終わらず4~5代の経営者がバトンを繋ぎ続ける。そこに何かロマンを感じますね。どんな秘密があるのか。経営の量ではなく、経営の質に拘ったコンテンツをお送りします。

ある先生からご紹介いただいた鎌倉投信。
こんな非常な金融会社があるのか!と驚いたと共に、
大変うれしい気持ちになりました。

『投資はきれいごとで成功する』から引用します。

・投資はまごころ
 社会的意義をはたしつつ、利益を上げるいい会社が
 いい会社たる理由や経営哲学は、通常金融機関や
 コンサルタントが使う数字、財務諸表には表れない。

・社会性を追求するとお客様からの信頼が生まれ、結果として
 儲かる時代になった。会社が提供する商品やサービスだけで
 なく、その姿勢や思想まで知りたいと思うお客様が増えている。

・多くの金融機関は危機を乗り越えた後にお金を入れる。
 鎌倉投信は危機を乗り越えるためのお金を入れてくれた。
 鎌倉投信は他のファンドに勝つことではなく、いい会社を
 応援することを目的にしている。

・鎌倉投信はリターンの定義を変えた。運用会社の使命である
 「資産の形成」に加え、「社会の形成」、受益者の「心の形成」。
 3つのリターンが掛け算されたら幸せがもたらされる。

・いい会社の14の視点。
 人財の多様性、感動サービス、現場主義、市場創造、
 地域を大切に、技術力、オンリーワン、経営理念、
 グローバルニッチ、モチベーション、製販一貫体制、
 社員を大切に、変化し続ける力、循環型社会創造

・いい会社とは事業そのものが社会のためになる。
 私たちは社会性と経済性は両立することを証明したい。

・誰でもできるはずだけど、誰もできない。
 これこそが鎌倉投信の非常識な金融ベンチャーのミソ。

※引用:『投資はきれいごとで成功する』