久しぶりに中央タクシーの宇都宮会長のお話を聞く機会に
恵まれました。
毎回の事ながら、気づきと感動をいただきます。
宇都宮会長が考える「経営の柱」とは、
1.人間関係
全ては人間関係から始まる。いい仲間と仕事ができるか。
タクシーという業界では離職率が非常に高い。
ちなみに中央タクシー様は離職率は3%まで落ちている。
仲間から良い影響を受けて、家族から「明るくなったね」と
言われる運転手さんもいる。
2.社風
鍵山先生が言うように、
「社員は指示命令で働くのではなく、社風で働く」。
良き社風ができれば、指示命令はいらなくなる。
しかし良き社風を作るには10年~20年かかる。
3.理念の浸透
老舗の第一ホテルを見事V字回復。
給与も県下でトップクラスへ。
ハードが老朽化しており、最後の強みは人の力。
人の力を信じ続けた。
パートさん・社員さん向けの理念勉強会を毎月実施。
結果、社員は仕事に誇りを持つことができた。
今では楽天トラベルでも評価が高い。
一流ホテル以上の星をもらっている。
老朽化が進んでいるホテルでここまで満足が高いのは、
人の力が大きい。
その他にはタクシー業界の現状に触れていらっしゃいました。
特に地方では廃業・倒産が進んでいるとのことです。
車はあっても運転できる人がいない。
平均年齢70歳という会社も普通に存在している。
中央タクシー様はいち早くワゴンタクシーへシフトをしているため、
黒字経営ですが、運転手の採用は困られているとのことでした。
現在採用改善に向けて3本の矢を放っている最中。
宇都宮会長からは毎回「信念を貫く経営」とは何かを
学ばせていただきます。
「経営者冥利に尽きる」「私の誇りは社員」と
言い切って講演は終了しました。
中央タクシー様の無料対談映像です。
→http://cst-zero.com/interview/