『社員を幸せにする会社』とは? | ~100年企業を目指して~理念浸透と人材育成の教科書~

~100年企業を目指して~理念浸透と人材育成の教科書~

100年続く会社の生存率を考えると奇跡に近い。1代の経営者で終わらず4~5代の経営者がバトンを繋ぎ続ける。そこに何かロマンを感じますね。どんな秘密があるのか。経営の量ではなく、経営の質に拘ったコンテンツをお送りします。

「人を育て、人を活かす経営」という観点で、
書籍の中では富田製作所、両備グループ、伊那食品工業が
紹介されています。
 
伊那食品工業の内容をご紹介します。
 
・豊田章男は「年輪経営」についてこう述べている。
 「無理をして急成長しても、その後急降下してしまえば、
 多くの方へご迷惑をかけてしまう。リーマン・ショックによる
 赤字転落などを経て、
どのような局面にあっても、
 着実に『年輪』を刻んでいく『持続的成長』
こそが
 最も大事だと学びました。
 
・「会社は社員を幸福にするためにある。成長するために
 あるんじゃない。儲けるためにあるのでももない。
 人間の営みの全てはハピネスのため」
 
・「数値目標もないし各部署・個人にノルマを課すこともない。
 しかし『永続』という究極の目標がある。『年輪経営』ですから、
 社員は
だんだんと増え、人件費も増える。するとみんなで稼いで、
 前年よりも
利益を増やさなければいけない。福利厚生が充実して
 いるのも、
会社が利益を上げているからこそ。数字は意識しないと
 いいながらも、
必然的に出てくる。去年よりも1円でも上回ろうと
 みんなが頑張っている」
 
・海外進出について。
 「自分の商売が海外で必要とされているから出かけていくという
 発想であれば、正しいと思う。国内の人件費が高いから海外へ
 出て行って安く作ろうという
発想は一番情けない」
 
・社是は「いい会社を作りましょう」。ごく当たり前の事。
 「良い会社」というのは、売上高、利益率、時価総額など。
 あくまでも数字が「良い」会社。「いい会社」とは数字だけでなく、
 会社を取り巻くすべての人から、日常会話において

 「おたくの会社はいい会社だね」と言われる会社が「いい」会社。
 「いい会社だね」と言われる会社を目指さなければならない。
 
・老舗についての5つの指摘。
1.無理な成長はしない
2.安いというだけで仕入れ先を変えない
3.人員整理をしない
4.新しくよりよい生産方式や材料を常に取り入れていく
5.どうしたらお客様に喜んで頂けるかという思いを、常に持ちづける
 
 
引用・参考:『社員を幸せにする会社』