『オイシックスから学ぶ理念浸透 その1』
食品流通に大きな変革を起こし、
成長し続けているオイシックス。
私はリピーターの一人ですが、
皆さんは利用されたことはありますか?
オイシックスのように急成長を遂げる中、
経営理念を風化させないことは至上命題であり、
非常に難しいことですね。
どのように理念を浸透させているのでしょうか?
インタビューはこちら。
⇒http://cst-zero.com/interview/
面白い!と感じたことは、
創業者の「原体験」を社員は必ず毎年体験するということ。
厳選された農家から仕入れを行っていますが、
その農家と同じような体験をしてみる。
その過程で生産者の苦労やこだわりを五感で理解する。
配送されてきた食材だけを見ていても、
そこには何もストーリーが見えてきません。
生産者の顔も見えないし、生産者の思いも見えづらい。
生産者の現場で、五感で感じたことは、
お客様にリアルなストーリーとして伝えられます。
恐らく自信と誇りを持って、
お客様へ提供されているのではないでしょうか。
理念を浸透させるために、
多くの企業は「言葉」で伝えますね。
どのような「言葉」で解説すれば理解するかと試行錯誤する。
でもオイシックスのように「言葉」ではなく、
「体験」で伝えるということもできます。
企業研修等でも「言葉」で理解するよりも、
「体験」から理解した方が、
抵抗感がなく、腹落ちして、記憶に残りやすい
という傾向があります。
あなたの会社の経営理念。
これを「体験」から学ぶことができないか。
この視点で見直してみましょう。