これからの時代も生き残る企業とは?
そのためには「理念」が欠かせないということが
大久保先生の書籍で紹介されています。
※『21世紀、残る経営、消える経営』より抜粋・引用
・お客様を第一という社是社訓や経営理念を掲げていながら、
お客様の声・クレームを継続的に議題に取り上げて
議論している会社はほとんどない。
会議は売上の報告から始める。
理念と現実が食い違っている。実際は売上第一主義。
・大型合併の記者会見で聞こえてくるのは、合併による業務全般の
効率化。今後の理念を口にしたトップが何名いただろうか。
・トヨタ自動車の(当時)奥田会長。
「業績悪化で従業員の首を切るなら、
経営者がまずはその責任を取って腹を切るべきだ」
終身雇用を核とした日本型経営をあくまでも貫くことを
明言しているトヨタが、結果的にどの自動車メーカーよりも
高い利益を上げている。
・理念を経営の軸に据えることができないがために、
「経営理論」への依存の経営をしている会社もある。
流行りの経営理論を学んで、どれだけ効果が期待できるのか。
・リーダーは怒ったらダメ。
相手の言うことを腹を立てずに最後まで聞くこと。
それは理念実現のリーダーシップの基本の一つ。
・理念を唱和するのではなく、意味を考えよう。
・企業の目的は理念の具現化である。