株式会社ねぎしフードサービスの根岸社長の講演を聞く
機会に恵まれました。
内容を一部抜粋します。
・これから時代、蒸気機関車でも電車でも難しい。
一人一人が考えて動く新幹線経営ではないといけない。
野球ではなくサッカー型。自分で判断して動けないと。
・理念はあるが具現化するための仕組みを持っているか?
仕組みを通して人が育つ。人が育つことで企業が成長する。
・仙台で大成功をおさめていた当時。しかし突然スタッフ・社員が
誰一人出勤していない。連絡も取れない。近くに全く同じ業態の
お店が数ヶ月後にできた。人もノウハウも全部持っていかれた。
はじめは彼らを恨んだが、結局は自分に原因があることに
気づかされた。こんな社長にはついてこれないと思ったのだと思う。
・利益は目標で会って、目的ではない。利益が目的化されるから、
不祥事が起こる。
・良い風土をいかに作れるか。それが理念浸透のきも。
・お客様のアンケートをここまで活かしている企業はないはず。
カンブリア宮殿に出演した後、クレームが一気に増えた。
でも対策を講じて、今となっては改善できている。
・売上ではなく顧客満足度でも評価している。なぜなら立地の関係で
他店を売上では抜けないことが現実的にある。顧客満足度が
高い店舗のスタッフはそれを誇らしく思っている。
・店長たちが会社を作っていく。同一業態、同一地域の営業なので、
他店のことも自分事になっている。
根岸社長は挫折から、一気に経営のやり方を変えられました。
「ピンチはチャンス」とはよく言ったものです。