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『口癖が社風を作る。社風が理念を浸透させる』
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経営者の皆さんは、社員の行動が変わったら…と思いませんか?
リーダーの皆さんは、部下の行動が変わったら…と思いませんか?
では「行動」が変わるためにはどうしたらいいでしょうか?
私は下記のようなサイクルがあると考えています。
「言葉(口癖)」→「考え方(思考)」→
「行動」→「結果」→(「言葉(口癖)」)
「行動」→「結果」→(「言葉(口癖)」)
結果は変えるには行動を変える。
行動を変えるには考え方(思考)を変えなければいけません。
さらに言うならば、考え方(思考)を変えるには、
普段私達が使っている言葉や
無意識に触れている言葉を変えないといけません。
無意識に触れている言葉を変えないといけません。
理念を浸透させていくためには、社風形成がカギになります。
社風を形成している大きな要素が、
その会社で使われている「口癖」なんです。
その会社で使われている「口癖」なんです。
業績が毎年120%で順調に伸びているクリエイティブ会社A社では、
「面白い」
という口癖がよく聞かれます。
上司は部下からのイマイチな提案の場合、
「なんかそれ、面白くないよね」
と突き返します。
逆に良い提案だった場合、
「それ、面白いね!」
と歓迎します。
さらに部下へクオリティアップを要求する際は、
「もっと面白くできないかな?」
と問いかける。
この会社の企業理念の1つが、
「半歩先を行く価値を提供する」
というもの。
まさに企業理念を促進する社内の口癖です。
この会社では、
これらの口癖を一部のリーダーだけでなく、
多くのリーダーや経営者が使っているんです。
(たぶん無意識だと思いますが…)
良き社風が形成されている企業には口癖がある。
下記のようなことが、書籍でも紹介されていますね。
○トヨタの口癖
「真因を探せ!」
「6割いいと思ったらやれ!」
「誰がやっても同じものができるように!」
○リクルートの口癖
「お前はどう思う?」
「最近どう?」
「理屈じゃない!」
○ANAの口癖
「小さいことほど丁寧に。当たり前のことほど真剣に」
「判断基準はお客様がどう感じるか?」
「お客様が身内だったら何ができると思う?」
子供は親が使っている口癖に影響を受けていく。
部下は上司が使っている口癖に影響を受けていきます。
社風を変えたいならば、口癖から変える。
そのためにはまず、あなたが使っている「口癖」を自覚しましょう。
※引用・参考
『トヨタの口癖』 OJTソリューションズ(著)
『リクルートの口癖』 リクルート卒業生有志(著)
『ANAの口癖』 ANAビジネスソリューション(著)
