仕組みづくりについて。
CS経営計画書には
「仕組みで勝って人で圧勝する」
と書いてある。
つまり、まずは仕組みが先。
我々は凡人という自覚があります。
一流大学卒業でなくとも新人だとしても
誰もが活躍し成長する為には仕組みが必要だから。
先日、直部下幹部LINEで伝えたメッセージを
ブログにも転載します。
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仕組みづくりは「問題発見した時」に即しないとほとんどが忘れたり先送りして不実行となる。
つまりいつまで経っても好転しない。
本来は先手で仕組みづくり出来れば良いがそんなに優秀な人はうちには居ない。
であれば、問題が起きた時のスピード実行しかなく、それが出来ないと幹部としては不合格。ましてや経営者にはなれない。
自分が居ることでその環境を毎日毎日1ミリでも好転させる仕組みづくりが仕事の99%なんだろうね。
ここが一番成長(スキルUP)するチャンスだから諦めない実行力でがんばれ!
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日々、部下面談や店舗ラウンドといった
第一領域に近い業務をしているとそれが
仕事や役割だと勘違いしてしまう。
本来は、仕組みづくりという第二領域が
幹部の仕事であり役割。
それをやる為に、一般社員よりも
時間的制約を少なくしてるのだから。
部下面談も店舗ラウンドも必要な仕組みを
作るための情報収集に過ぎない。
何のための部下面談?
何のための店舗ラウンド?
そこでの
気づきが問題発見となり
仕組みで問題解決し
部下個人実績や店舗実績やエリア実績が好転する。
それをやるのが執行役員と幹部の仕事という事。
そんな時、北海道のヤマチユナイテッドの
山地社長のFacebookが仕組みづくりに
リンクして共感したのでシェアします。
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人間は弱い。それが前提。
最近読んだ『キーエンス流 性弱説経営』ピンと来た。
「人間は本質的に弱い存在だ」という前提から、経営の全てを設計していく。性悪説、性善説ではなく性弱説。
では、この“弱さ”とは何か?
⚫︎ 忘れる
⚫︎ サボる
⚫︎ 続かない
⚫︎ 感情にムラがある
⚫︎ ミスをする
⚫︎ 周囲に流される
⚫︎ 言い訳をする
⚫︎ 自分に甘くなる
つまり、人間らしい“あたりまえの姿”を否定せず、むしろ前提とする考え方。
これを「甘え」と切り捨てるのではなく、「そういうもの」だと受け入れる。
この発想、実はとてつもなく強い。
(2) 強い仕組みは、弱さから生まれる。
キーエンスでは、「できる人」前提ではなく、
**「凡人でもミスせず成果を出せるように、すべてを仕組みにする」**という哲学が徹底されている。
たとえば――
⚫︎ 営業トークはすべて台本化
⚫︎ 行動目標は数値で設定
⚫︎ 成果の出たやり方は即フォーマット化
⚫︎ 教育はマネージャー任せにしない
つまり、「人の力に頼らない経営」=「弱さを前提にした経営」。
(3) ヤマチ流・性弱説経営
我々のような多角経営でも、属人的なやり方は限界がある。強い組織は、個人ではなく仕組みで成果が出る。
100人の経営者を生み出すには、
「才能のある人」ではなく「凡人が経営者になれる道」を設計しなければならない。
性弱説は、人を責めるのではなく、人を活かす設計図。
この考え方、もっとグループに浸透させたい。
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私も性弱説で考えなさいと教わりました。
そして本当にその通りだと感じてます。
だから仕組みづくりが必要なのです。
仕組みは社員を守るためのものです。
そして仕組みは使う側からやがて
つくる側になる事とCS経営計画書に書いてあります。
まさに今が、つくる側になる時です。
『良い影響を与える人間力集団となり、日本中を明るく元気にします』