どんな状況でも楽しめる自分で在りたい | CSリレーションズ社長 増田恭章(ますだやすあき)のブログ

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大切に想っていること。素直に感じたこと。伝えたいこと。夢。を、ありのままに書いてます。

昔から、わかりやすいから好きで読んでる

ひすいこたろうさんの本。



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『あなたの人生がつまらないと思うんなら、それはあなた自身がつまらなくしているんだぜ。』

1秒でこの世界が変わる70の答え』より。





友人、出っ歯の「わっかん」。

今度は彼が、ギリシャのアテネに立ち寄ったときのお話です。


当時から、ギリシャは不況のドン底。

旅行者が足を運ぶようなメインストリートでは、
チップをもらおうと紙コップを置いて楽器を弾いたり、歌を唄ったりする人がいて、みなその日に食べるごはんのお金を懸命に稼いでいました。



わっかんも、「ここで自分はお金を稼げるのか?」と自分を試したくなった。


そして、「そうだ。踊ろう!俺はダンサーだったじゃなぁか」と思い出したのです。


そう、彼はTRFのバックダンサーをやっていた男なんです。

早速、ストリートに出た。

でも、みんな白い目で見ていきます。唾を吐いてくる人、チップを入れる紙コップを蹴り飛ばす人までいました。
それでも踊り続け、1時間が経過。

チップはゼロでした。




なんで誰もチップを入れてくれないんだろう?

俺はダンスが下手なのか?

いや、日本ではプロだったんだ。




そこで、周りのパフォーマーの人たちをよく観察してみると、チップを稼いでいる人とそうでない人には大きな違いがあることに気づいた。


稼いでいる人は
ものすごく楽しそう。


一方そうでない人は、眉間にしわを寄せながら辛そうな顔をしていたのです。


わっかんはハッとしました。


そうだ。自分も笑顔がなかった。
心の中で「辛い」と感じながら踊っていた。




わっかんは、もう一度立ちあがり、今度はハイテンションでステップを踏んでターンをしました。


上手い下手なんて関係ない。楽しく踊り続けました。
すると不思議と周りの目も気にならなくなり、さらに踊ること10分。


ついに子どもが寄ってきた。
キターーーーーー!!!


その子どもと見つめ合いながら笑顔で踊っていると、また、新たな子どもが寄ってきました。


するとその子のお母さんたちが
ニコニコしながら寄ってきて、

「エフハリストー(ありがとう)」と、

紙コップの中にチャリーン。

そのコインが海外で稼いだ初めてのお金になりました。

なかなか成果が出ないとき、足りないのは、心から楽しむ気持ちなんです。

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どんな状況でも「楽しめる」人は最強です。


楽しい < 楽しめる


相手が楽しいから、自分が笑顔になるのではなく

自分が楽しめるから、相手が笑顔になる。



社会に出ると

自分に都合の良いことばかりとか

親や友達がチヤホヤなんかしてくれない。



面倒臭いことでも

不本意なことでも

理不尽なことでも



本気で取り組んでるうちに

その中に面白さを見つけて

楽しめるようになる。



どんなことでもそれが出来たら

最強な訳で、高杉晋作になれる。




良きことも


悪いことも


すべて楽しめる自分で在りたいね。




人生、二度なし。




『良い影響を与える人間力集団となり、日本中を明るく元気にします』