私は社員の日報を読むのが苦痛で無いし
むしろ読みたい派。
管理職の日報メールは今のところ
社長に届く仕組みなので
ほぼほぼ目を通している。
これは本来、社長がやる業務では無いのだが
気になってしょーがないから
土日とか休みとか関係なく毎日目を通してる。
それと社内SNSも同じで
ほぼ全ての投稿は見ている。
本当はダメだけど、今のフェーズでは
有益性があるのも事実で情報収集のツールとして
日報は役立っている。
この行動の根源となってるのは
「相手に関心を持つこと」
に尽きる。
今は直接会ったり
一緒に仕事をしたり
全社員とそんな事をやることが
物理的に不可能となったし
私も歳を取ったしで難しくなってる。
しかし、社員への関心については
その情熱は絶えることなく
今も毎年毎年向上するほどにある。
関心=愛情
だからね。
これが無いとマネジメントでも
高いレベルは絶対に達成しない。
仕組みやマニュアルで
ある程度は出来ても、日本一は無い。
そして「相手に関心を持つ」からこそ必ず
「チェックする」
ことが重要となる。
チェックする項目は
⒈業績(目標達成度)
⒉姿勢のルール(10箇条→報告も含まれてる)
⒊環境整備
これだけで良いね。
組織の問題の99%はこれで分かるから。
最近は余り無いが、以前は
社内や店舗内の人間関係が悪いからと
飲み会やらレクレーションやらを
アホみたいにやって来た。
ビックリするくらいの
時間と情熱とお金を投資して来ました。
しかしこれらの手法は
短期的には良いのだけれども
長期的に、会社を好転させるには
全くもって、効果的では無かったと
節目の優秀者表彰や
息抜き的にたまにやるのは良いけど
必要以上にやる必要は無いね。
今となっては進化の過程での良き思い出だけど
本気でやって体験したからこそ
知ることが出来た。
飲み会やイベントは
リフレッシュとしては良いんだけど
業績を好転させることや
社員の成長と給料を好転させることには
さほどの影響力は無かったからね。
チェックして上手く行ってれば
更に権限を与え、更に任せれば良いけど
重要なのは、上手くいってない時。
部下の上手くいってない状況は
誰よりも上長が気づかないといけない。
そんな意味でも結果を伝えてくる日報には
そんな情報が含まれている。
組織が未熟な初期段階では
手もかけるし、時間も共にする。
少し成長してきたら
手を離すが目を離さない。
そして更に成長して任せたら
目を離すが心は離さない。
こんな感じで進化していく。
段々と距離を置くことは
忍耐を伴うことも多いが
真の愛情があれば出来ること。
今は日報チェックをしているが
幹部が成長したらそれも卒業する。
幹部が私より早く的確に気づいて
問題発見→問題解決が出来るようになれば。
そんな日が1日も早く訪れることを
心から願ってる。
それが
お客様のためにも
社員のためにも
会社のためにもなるから。
私たちが目指しているのは
経営理念のALLWINだから。
『良い影響を与える人間力集団となり、日本中を明るく元気にします』