原油が流出したニュース。
重油の拡散や回収に関しての
環境破壊の問題は多くのニュースで
報道されている通りであるが
私は経営者なのでこの船の組織マネジメントが
特に船長の権限と責任に関してとても気になる。
詳しい原因は調査中という事だが
WiFiに接続する為に岸に近づいたとか
乗組員からの信じ難い供述もあるとの報道も。
これをニュースで聞いた時には唖然とした。
もしこれが本当であればその責任はどうなるのか。
指示をしたのが船長だとしても
決して個人で賠償金額を払える訳もなく
結局は会社が責任を取ることになる。
船長が辞めれば良いという訳でもなく
この問題を放置して辞めても無責任でしか無い。
クビならしょうがないが。
会社という組織で活動している以上、
そのルールを守ることは当然。
こんな状態になってからでは船長が
個人で責任を取る事は出来ないから。
もしこれが、突然の異常気象やテロなどの
緊急時や有事であれば別。
そんな時には臨機応変に
スピード重視で船長が自ら
判断をする必要もある。
もし、その上での座礁であれば
責任は別議論となる。
船長の権限と責任は
平常時と緊急時とそれぞれを
しっかり見極めることが船長に
求められる能力と与えられた役割でもある。
今回の場合、緊急性が無いとしたら
WiFi接続にしても誕生日会にしても
船長が上長に権限要求するべきこと。
その相談をせずに
自分勝手に航路を変えてるとしたら
マジで船長の越権行為であり船長失格で論外。
そんな程度のことは、誰にでもわかるね。
WiFi接続や誕生日会は
確実に緊急時でないから。
真実はどうなのだろうか。
経営者として他人事には思えないので
今後の報道を注視したい。
『良い影響を与える人間力集団となり、日本中を明るく元気にします』