しかし照ノ富士関優勝のニュースを見て
とても感じることが有りました。
モンゴルから異国の日本に来て
大関にまで上り詰めた。
しかし、異国での相撲人生は
良いことばかりではなく落ち目も経験し
大関としてのプライドも
ズタズタになったと思う。
相撲は結果が出なければ
番付がドンドン下がる。
完全なる実力社会。
ここにとても共感する。
私も社長をやっている25年間の中で
給料が下がった事は一度や二度どころでは無い。
今でも覚えているが決めていた事がある。
創業期の社員を増やすときのマイルール。
自分の給料が50万円取れるようになったら
社員を1人、採用すると決めていた。
その社員に25万円払って(社保年金経費含)
自分も25万円にする。
この時の瞬間は、社長と社員が同じ給料。笑
これを普通にやってた。
そして業績を上げてまた50万円まで上げる。
そしたら、また1人採用して
自分はまた25万円にさげる。
こんな事をずっーとやってきた。
と言うか
駆け出しの零細企業ってそんなモノ。
現預金は少ないし
出資してくれる人も居ないし
全て社長の自己資本でやるしか無い。
しかもその社長自身が、そもそも金が無い。笑
奥さんは、良く理解してくれたと思うし
良く離婚されなかったと奇跡だと思うね。
やっと少し楽になったと思ったら
また給料下がるんかーーーーい!!!
これで何度目だよーーー!!!
これいつまで続くんだよーーー!!!って。
凄い奥様ですね。マジで。
まあ、そんな経験を何年もに渡り
してきた自分としては今回の照ノ富士関の
優勝が何か他人事とは思えずに
相撲ファンでも照ノ富士ファンでも無いのに
思わずブログに書いてしまったと
言うことです。
給料が右肩上がりで
毎年毎年上がって行くことを望んでいるし
その為に、死ぬほど努力もしてるのだけれども
そんな個人の都合と希望的観測とは別に
社会は残酷なまでに、それを許さずに
結果が出なければ給料が下がる事も普通にある。
しかも
今回のコロナのような外的要因もあるし。
しかし、その時に
どう考え
どう動くのか
で、未来は違うものとなるね。
照ノ富士が大関から陥落したことと
その後にどんな行動変化を実行し
どんな成長を手にしたのか。
それを想像すると
凄く本当にワクワクする。
ここをドキュメンタリー映画にしたら
絶対に大ヒットすると思う。
この時期に本物の力が備わるのだから。
うちの社員達にも本物を経験して貰いたいね。
それが自分の人生を成功させる事に
直結するのだから。
『良い影響を与える人間力集団となり、日本中を明るく元気にします』