ある事業部責任者がある事に気づき
それを日報に記した。
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◯◯◯◯◯◯に関して昔ほど温度感高くお客様の目の前でコツや実体験など含めて出来ているかと言ったら出来てないと思う。
◯◯◯◯◯◯はどこのお店でもやっている事であるが普通にやるのと、エンターテイメントでやるのとではお客様の満足度は大きく変わってくる。
いつも当たり前のようにやっているけど実は付加価値を生みやすいサービスである事を再認識してお客様の「記憶に残る接客」を1人1人が実行出来るように。
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その後に直部下達がそれに返信したもの。
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ここに関しては今一度初心に戻らなければいけないと感じます。
どんなに良い武器を与えてもらっていても、使う側が価値を感じてお客様に提供できなければただの道具になってしまいます。
入社した当時は自分自身が1番価値を感じていたから温度感高くて提案できていたが、今となっては風化させていたなと痛感しています。
鬼の金棒にもありますが、使う側がフルスイングで活用しなければ何の意味もないので◯◯◯◯◯◯に限らず自社の強みを最大限に発揮できるよう温度感をあげます。
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もう1人の直部下からも返信が。
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CSの武器を忘れてしまっていました。
他社ではできないサービスであり、差別化を図れる大きな武器を与えてもらっているにも関わらず、自分たちで当たり前にしてしまっていました。
価値を伝えるには自分たちが一番価値を感じなければいけないですがそれができていなかったのがすごく恥ずかしいです。
自社のサービスが素晴らしいものだということを伝えるために、感謝の気持ちを忘れてはいけないと感じました。
サービスの価値を高められるよう、ライブ感を大事に演出を意識していきます!
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事業責任者が何かの危機感を
感じ気づいたことに
直部下の2人も気づく。
このプロセス自体は
業績の向上に即効性があるものでは無いし
この日報自体が評価されることは1ミリも無い。
しかし、この事業部の業績向上は
想像に難しく無いと感じる。
もちろん日報だけで決まるものでも無いが
他にも日々の良い取組みとチームワークが
視えるようである。
始まりは事業責任者の「気づき」である。
ここに気づける着眼点はリーダーとして必須能力。
◯◯◯◯◯◯とボカシているので
外部の人達には分からないが
CS社員なら分かると思う。
以前は温度感高くやっていた事でも
いつの間にか当たり前となり
自分達の◯◯◯◯◯に対する鮮度が下がり
お客様へ提供する価値が下がっている現状。
この状況を社長が現場で発見したら
どうなるだろうか。
恐ろしい。。。
この状況を幹部は
薄々気づいていても放置していたのか。
それとも、そもそも気づいてさえもいないのか。
どちらにしてもリーダー失格。
「上司が甘くなることは
会社の自殺に等しい」 by CS経営計画書
新人も増えてきている中で
CSのDNAを、どれだけ血を薄めずに
伝えていけるか。
更には、薄めないどころか
赤→真っ赤→真っ赤っ赤と濃く出来るか。
これが問われている。
この危機感に
自ら気づき自ら発信し自ら動く。
これが事業責任者であり幹部である。
そもそも「気づき」は全ての始まりであるし
気づくことは問題発見そのものであり
問題発見→問題解決の実行につながる。
言われないと出来ないとか
言われても出来ないとか
そんなレベルであれば論外だしね。
この日報を読んでいて、この事業部責任者は
大切な事に気づけるようになったなと
今後の成長が楽しみになりました。
『良い影響を与える人間力集団となり、日本中を明るく元気にします』