プログラムの中に、元プロテニスプレーヤーの杉山愛さんと二宮清純さんとの対談講演がありました。
その中から杉山愛さんのコメント。
17才でプロへの転向を決めたそうで
その時に思ったこと。
アマチュアは自分が楽しければ良い。
しかしお金を貰うプロになる以上、お客様が喜ばなくてはいけないと思った。
その時に杉山さんは「人を元気にするプレーをして喜んでもらおう」と決めたそうです。
すごい17才だね。
その後、世界ランキング8位まで上がり
世界トッププレイヤーの仲間入りをした頃に
強烈なプレッシャーとスランプに陥ったそうです。
試合で負けたらランキングが落ちる、試合に出なくてもランキング落ちる。
どっちも地獄。
その怖さから逃げたかったと。
その時に母親の言葉で気づいたそうです。
「ここで辞めたら他の世界に行っても通用しない」
「あなたやり切ったの?」
考えたらやり切れてない自分がいた。
「だったらやり切らなきゃじゃない?」
その一言で吹っ切れて、まだ来ない未来を恐れるのではなく、今に集中してとにかくやり切る事に集中したそうです。
何度も何度も自問自答しながら。。。
「もう出来ないかな?」
「いや出来る!」
もう本当に無理と言うところまで自分を追い込めた、自分でやり切って自分で選手生命を終われたのが幸せだったと。
お母さんがコーチでお父さんも歯医者さん。
いつも遠征にはお母さんと一緒。
つまりお父さんは置いてけぼり。
周りからは
「お父さんおいかれて可哀想」と散々言われたけど何でそんな事言われるかわからなかった。
自分も母親もプロとして仕事をしているだけであり、当たり前の自分の役割をやり切ってるだけ。
父親もそれをわかってたと。
そして家事も段々と出来るようになったと。
「つまり家族全員が「自立」してましたね!」と当時を振り返ってました。
子供も子供なら親もまた立派です。
自立できない子供。
過保護すぎる親が多いと言われる今
私も耳が痛かったですね。
そうそう。
300人会場で6人にしか当たらないサイン入り本が当たりました。
ありがとうございました!^ ^
『良い影響を与える人間力集団となり、日本中を明るく元気にします』