今回は初めて国税の調査でした。
国税と聞くと、悪い事してないのに
何かソワソワしますね。笑
やって来られたのは
上席国税調査官と特別国税調査官2人の計3名。
名刺を見ただけでも
国税の本気さが伺えるメンバーでした。
上席って?
特別って?
と威圧感ハンパ無かったです。
数日間に渡る執拗な調査の結果、
その本気の国税調査官の方々から
「とても素晴らしい経営と管理をしてますね」
と、褒めて頂きましたと
うちのCFOから報告がありました。
内心、ちゃんとやってる自信はあったものの
何を指摘されるのか多少の不安はあったので
この言葉から安堵しました。
期ズレの修正は多少あったものの
大きな修正や追徴課税はありませんでした。
うちの売上50億円規模の会社では
珍しいくらい何も無かったようです。
その中で国税調査官から特に褒められたことは
「経営計画書」です。
会社の経営理念、経営方針、ルールが
具体的に明確にしっかりと分かりやすく
明記されていることに感動してました。
私が経営計画書を見せて社内の説明をしてると
「これ持ち帰っても良いですか?」
と、真顔で言われたので本気で
欲しかったんだと思います。笑
経営計画書には、社員が喜ぶようなビジョンや福利厚生も書いてありますが、それだけではなく厳しいルールや方針や過去の不正事例まで、全て本音で書かれています。
CS経営計画書を読んでいるうちに
国税調査官の皆さんはうちの会社を
きっと良いところだけ見せる会社ではなく
悪い箇所も今後の改善点も見せてる所が
信頼されたのかな、と思ってます。
勿論、会社の目標やビジョンを達成する為の
戦略や戦術も、また社内規定も明記してます。
私も同様で
良い所ばかり見せる人や会社より
悪い所、ダメな所や改善点を曝け出し
未来の成功につなげようと実行している人や
会社の方が確実に信頼出来ると思ってます。
まさかお偉い国税調査官に
欲しいと言われるとは思っても見なかったです。
CS経営計画書は、ついに国税にも
認めて頂けました。笑
人は本質と王道を歩んでいる人に
魅力を感じるものなんだと
改めて感じた経験でした。
国税の税務調査は
資料をひっくり返して
重箱の隅をつつくような
あまり気分の良いものでは無いし
業務に支障をきたすので
出来る限り遠慮したいのですが
そんな中でも嬉しい事例があったので
ブログエントリーして置きたいなと思って
ここに記して置きます。
『良い影響を与える人間力集団となり、日本中を明るく元気にします』