仕事での、やりたいこと・やるべきこと・やれること | CSリレーションズ社長 増田恭章(ますだやすあき)のブログ

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大切に想っていること。素直に感じたこと。伝えたいこと。夢。を、ありのままに書いてます。

二夜連続シリーズの二夜目。


仕事を楽しめる力が社会人には必要であり

その為にはお客様が喜ぶために

スキルアップして成果が出るようになってくると

どんな仕事でもその価値がわかり仕事を楽しめると

昨日のブログで書きました。







CS経営計画書には

「仕事での、やりたいこと・やるべきこと・やれること」

という項目があります。






学生と社会人の違いは

学生は自分目線で

社会人は相手目線です。






未熟な学生は自分目線で自分勝手だから

自分の「やりたいこと」が優先。




高校までは親や学校に強制されてるので

毎朝イヤイヤでも学校に行っていたが



大学に入り、一人暮らしして親の監視下から離れると、自分のやりたい放題。


学校に行くも、昼過ぎまで寝てるのも、学校を休むのも、友達と遊ぶのも、飲み歩くのも、カラオケやゲーム三昧も、自分のやりたいことが優先。

もちろん全員とは言わないが、そんな堕落した4年間を過ごした者は、やりたいことをやるのが自分らしさとすっかり勘違いする。笑






そして社会に出てから、打ちのめされる。

社会人に求められるのは相手目線だから。






自分がどんなにやりたくても

自分がどんなに良いと思っていても

お客様や上司から必要とされなければ

相手の役に立てなければ貢献がなければ

それはタダの自己満足。自己チューでしか無い。








社会に出ると、やりたいことばかり出来るとは限らないのは当たり前。


だからまずは自分の「やれること」で相手に貢献することから始まる。


しかし素人であり何の仕事のスキルのない者が「やれること」と言ったらいくつもない。

だから、挨拶・返事・報連相・環境整備という、誰でもやれることは人一倍やることが大事であり、これがスタート。




次は「やるべきこと」

やるべきこととは、自分の担当業務の知識・技術の向上に努めること。それはお客様の役に立つために。相手のためにやるのです。

「やるべきこと」をしっかりやっていると「やれること」がドンドン増えて来るのと正比例して、お客様に喜んで頂けることが増えてくる。

これが自己成長であり、仕事の楽しさと喜び。





最後に「やりたいこと」


自分の「やれること」と「やるべきこと」をしっかりやっていると「やりたいこと」が出来るポジションと役割が与えられる。

また「やるべきこと」をやって「やれること」が増えた中から「やりたいこと」が見つかる場合もある。


そして、このレベルが高くなって来ると、私利私欲や単なる自己満足の、やりたいことではなく、自分も相手も世間も全てがALLWINになった上でのやりたいことになってる場合が多い。



昨日のブログで書いた、創業事業のトイレ診断士の仕事は正にそんな感じです。













そんな意味で、学生時代に勘違いしてきた学生が「やりたいこと」ばかりに目が行くから不幸になるケースが多いと思う。




前述した通り、社会人の順番は


やれること
     ↓
やるべきこと
     ↓
やりたいこと


である。













まだ新人だったり、成功体験が少ない社会人は

仕事についての「不安」は付きもの。




そんな「不安」になってる時に

どうしたら良くて、どうしたら駄目なのか。





不安な時は、やるべきことをやると

お客様を喜ばす機会が多くなり成果が上がるから、次のステージが見えたり、新たな挑戦にワクワクするようになるので

「不安」→「希望」となる。






逆に


不安な時に、やりたいことに意識が行くと

どうして自分は好きなことが出来ないんだ、◯◯が悪い、◯◯のせいだ、本当はこんな事やりたかったんじゃない、と全てが他責になる。

つまり「不安」→「不満」となってしまう。






だから社会人の大切な順番は

繰り返しになるが



やれること
     ↓
やるべきこと
     ↓
やりたいこと



なのである。












人は成長している時が一番心地よい。

成長とは、出来なかったことが出来るようになること、出来てたことの質・量・スピードが上がること。








成長がどれだけ楽しいか

成長がどれだけ心地よいか

スポーツやゲームに例えるとわかりやすい。




野球のピッチャーであれば、直球から始まり、カーブ、スライダー、フォークボールと投げられる球種が増えてきて、バッターを打ち取ることが増えてきたら楽しくてたまらない。

やがて、それが自分のやりたかったメジャーリーグのマウンドで投げることにもつながる。


少年野球レベルのピッチャーが、メジャーリーグでピッチャーをやりたい!やりたい!と言っても誰にも相手にされない。


サッカーでもスノーボードでもゴルフでも全て同じ。











私は社員達には「プロ」であれ!と何かにつけて話す。

お客様から、お金を貰って働く以上は

立派な「プロ」であり、無償で集まるボランティアでもなければ、遊びが目的の大学サークルでもない。




自分が「プロ」である事を自覚できてさえいれば

「やれること・やるべきこと・やりたいこと」の意味がわかるはずだし、実行できるはず。実行出来れいれば必ず能力は上がるし成長する。

自分が「プロ」の能力を持ち「プロ」の仕事を出来ていれば、お客様からも上司からも必要とされるし、転職してどこの企業に行っても通用するし、もちろん起業しても通用する。





そのために必要な事を二日に渡ってあくまでも社内向けに書いてみました。






上司はこれら一連の事を、常に意識し、常に部下に伝え、部下に成功体験させなくてはいけない。

そのためには、まずは自分が実行し、成功体験をすることが大切となる。


上司は部下の成長を願い、部下を成長させることが上司の仕事そのものだから。


そしてそれが真の愛情であるのだから。






来年の4月には新卒11期生が40名以上入社してくる。

先輩社員にも新入社員にも、この事を理解し、出来るようになって欲しい。

どれもプロとして当たり前のことばかりだから。





そして仕事の本当の楽しさを知り、どんな仕事でもその価値をわかり、仕事を楽しめるカッコいい大人になって欲しいと思います。
















『良い影響を与える人間力集団となり、日本中を明るく元気にします』