アメニティ事業部の社員との会話で。
社長である私が今期に入って変わろうとしていることについて。
「何がキッカケで変わろうと思ったのですか?
と質問された時に言ったこと。
私「24期の失敗が大きいね。前期の結果がすごく悔しかったから。だって信頼してた幹部が辞めてんだよ。しかもあんな形で。
そりゃ受け入れたくない失敗だけど受け入れるしかないよな。今迄のマネジメント方法は社員100人迄は良かったけどそこを超えて尚伸びていくには不足してたということ。
その現実を突きつけられたから、200人でも500人でも1,000人でも幸せにできるステージに行くにはまず自分からその位置に変わらないとダメだから。
いつ迄も社長が、全ての社員旅行に行って、全ての飲み会に参加して、直上司を飛び越えて指示命令を出し、介入してたら管理職が伸びるわけない。
社長が居なくなったら終わる組織にはしたくないと思ってたはずなのに、良かれと思って勘違いさせることをやってた。
日頃、目標達成するために自分が任せた上司が努力してるのに、社長が出てきて「こうした方が良いじゃね?絶対こっちの方がいいぜ!」と上司を飛び越えてちゃぶ台ひっくり返したら、上司のメンツも計画も無くなるし、何よりその上司が「オレが指示したわけでもねーし」と言い訳と免責になる。
そんな事を社長がやってはダメと気づいた」と。
また、部下の立場から「あの上司は冷たい」「こっちの上司は話をわかってくれる」と部下が上司を評価できる錯覚をするとこれまた本人は免責の塊になり部下の成長を阻害する。
人手不足の現状を「虎の威を借る狐」のごとく、辞められると上司が困るからと、強気に出ても自分の成長がある訳なく、AIの進化や外国人労働者や適正人員になった時に、その人は「イヤなら辞めたら?」と無価値になる。
自分を無価値にするより、お客様に喜ばれバンバン売上を上げられる実力を付けるのが、本人の将来につながる一番大切なことだからね。
会社のステージによって社長の社員との関わり方も変化進化する。
会社組織が小さい時は、社員は幼稚園生。
一緒に遊ぶし、コミニケーションも密だし
やり方にはイチイチ介入して口うるさいもの。
しかし高校生、大学生、社会人になってくれば
そのステージに合った責任と権限を与え、自ら考え自ら動く「自立型」になり
その後は親に言われずとも自らの責任を全うする「自律型」に成長しなくてはいけない。
我が子同然の社員を心から愛してるのだったら、スキルも考え方もプロとして成長させることが親の務め。
まさに今の我が社は、その変革期。
会話をしてたアメニティ社員も子供がいる社員だったから
自分の子供だったら?
自分が親だったら?
と、例え話に変換したら、「わかりやすい!」と納得してました。シンプルな原理原則だから当たり前だけど。
前期の大きな失敗を経験し、イヤと言うほど痛感したこと。
幼稚園生組織ではなく、お客様からお金を頂き仕事をするプロフェッショナルになれば良いだけ。
当たり前のことなんだけど、幼稚園生マネジメントをしてた自分を反省してる今日この頃。
つまり、前期の失敗から気づいた経験は、全て伸び代でしかないというワクワク感。
つまり、24期で一度停滞したけど、25期のCSリレーションズにメッチャご期待くださいという事です。笑
『良い影響を与える人間力集団となり、日本中を明るく元気にします』