社会は他者評価が当たり前のルール | CSリレーションズ社長 増田恭章(ますだやすあき)のブログ

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大切に想っていること。素直に感じたこと。伝えたいこと。夢。を、ありのままに書いてます。

君の10年後を変える言葉   齋藤孝著
「自分なりにがんばった」を癖にするな







以前、NHKクローズアップ現代の「さよなら王監督~名将の軌跡と魅力」という特集番組に呼ばれたことがある。


王さんのあの素晴らしい実績を支えた考え方を知るために、彼の言葉を分析してほしいという依頼だった。


そんなこともあって、王さんにまつわるいろいろな本を読んでいたときに出会ったのがこの言葉である。


自分でもそれまでずっと思っていたことだったので、非常に印象に残った。


この王さんの言葉には、「人間はミスはつきものだ」とか「ミスはしてしまったけど、自分なりにがんばった」という甘えを許さない強さと厳しさがある。


自分自身の限界まで、厳しさを課してきた者のプライドが感じられる。


私自身、「自分なりにがんばる」という言葉が非常に苦手だ。


そういうことを言う学生がいると・・・


「そうではなくて客観的な基準で見たときにどうなのかがポイントなんだ。自分でよくやったと思っても、それが基準に達していなかったらダメなのが社会だ。だから「自分なりに」という言い方は癖にしない方がいい」と言っている。


にもかかわらず、この言葉は流行っているのか、実に多くの人が使っていることに驚く。

                                          HS星野社長メルマガより
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社会に出ると「自分なりにがんばってる」は関係なくなります。

がんばってる自負や自信は良いけれど、それと結果や評価は関係ない。


評価はあくまでも評価者である相手がするもの。







例えばあなたが食事に行った店で、


満足したか?

また来たくなるか?

友達に紹介するか?


は、お客様であり評価者であるあなたが評価してるはず。



そこの料理人が「私、毎日一生懸命がんばって作ってるんです」と言っても、あなたは、


美味しかったか?

気が効くサービスがあったか?

清潔で居心地がよかったか?


で、評価するでしょう。

そしてその評価通りの行動をするでしょう。



満足すれば、また食べに行くし

不満足であれば、二度と行かない。





例え話だとわかるのだけど

自分のことだとわからない人が多いです。



評価するのは、あなたではなく相手であり評価者であり決定権者です。

お店で言えばお客様であり、会社で言えば上司です。



だから、あなたはあなたの決定権者が求める結果を出す為に、考えて、動くことが大事です。


逆にあなたが上司であれば、この事をしっかりと伝えて部下を勘違いさせてはいけない。


社会は他者評価が当たり前のルールです。





自分を、俯瞰的に見つめて、客観的に評価してみることが大切です。。



「あなたは、あなたと言う部下を部下にしたいですか?」

「あなたは、あなたと言う上司に付いていきたいですか?」





『良い影響を与える人間力集団となり、日本中を明るく元気にします』