上司の方針や指導に疑問を持ったら | CSリレーションズ社長 増田恭章(ますだやすあき)のブログ

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大切に想っていること。素直に感じたこと。伝えたいこと。夢。を、ありのままに書いてます。

今日、ある社員からLINEと電話で相談がありました。

上司の方針と指導に違和感があるとの事でした。



「わからない事があれば聞いたのか?」と問うと「聞いてません」との事。

「わからない事は直接聞いたら良いじゃないか?きっと答えてくれるはずだぜ。しかし聞いたからと言って全てをお前が理解できる訳ではない。

お前に違和感があるのは当然だよ。なぜならば責任と視ている位置が違うし、過去の経験も違うから。

お前が全てを理解出来て、全てを実行出来たら即座にその人の位置と役職と給料になれるよ笑」


理解出来ないし、言われずとも実行出来ないから今の自分があるのだから。


「しかし、全てを理解出来ないからと言って方針の実行をしなくて良い訳ではなく、当然にやらなくてはならない。それが会社組織です。会社方針を実行するのは当たり前。まずは守破離の守からです。

経営計画書に書いてある通り、上司を信じることです。そして自分が出来ることで上司に貢献することに注力しなさい。

もし全員が本気で実行してみても成果に繋がらなければ、その方法はダメな事が証明されたのだから、即座に改善して他の方法にすれば良い。実行しなければ、良いか悪いかすら分からず、ダラダラと時間が無駄になるだけだから」

「上司の言ってることやってる事が、いずれ自分が経験し成長し、その立場になった時には、必ず理解できるようになれるから」


うちの会社は新人でも自分が思った事は何でも言って良い社風がある。

しかし、不平不満愚痴陰口などは別。

言いたい事があれば正々堂々と言えば良いが、他責ではなく自責で考える事が大切です。

『あの人のここが気に入らない、理解出来ない、納得できない」と言ってると自分が荒んでいく。
 


そうではなくて、自分に矢印を向けて

『上司の方針を理解するには、どうしたら良いのか?』

『みんなで力を合わせて目標達成するにはどうしたら良いのか?』

『そのために今自分にできる貢献とは、どんな事なのか?』


こんな考え方が出来る部下になれれば、上司も更に燃える事でしょう。



一人ひとりが自立型の新幹線型を目指すうちの会社だけど、その意味を履き違えてはいけない。

CSの全メンバーもこの機会に、経営計画書の該当ページを良く読んで欲しい。

この社員も少しズレ掛かっていましたが、本質は素直なのですぐに軌道修正できたと思います。


これから彼がどんな貢献をして、周りに良い影響を与えるのかを楽しみにしながら注目して行きたいと思います。





『良い影響を与える人間力集団となり、日本中を明るく元気にします』