毎年恒例のプロ野球の契約更改。
これ、すごく好きなんです。
お金を稼ぐプロの厳しい現実と、結果を出した選手の喜んでいる両方が視れるから。
今年のセ・リーグ新人王の広島カープ野村投手(23)は、1500万円➡4000万円に!
来年の目標はと訊かれて『今年の記録をすべて上回ることです』とライバルは過去の自分自身と堂々と話していました。
素晴らしい23歳です。
更にすごいのは、この人!
1000万円➡4200万円に大幅アップしたロッテマリーンズの角中選手(25)
今シーズン、パ・リーグ首位打者の結果を出した、この選手はなんと独立リーグ出身の超雑草選手。
独立リーグ時代は、給料13万円年収200万円以下の超貧乏選手。この額ってうちのアルバイトより少ない。
きっとこの頃って、迷いや悩みや葛藤が多かったと思います。周りの友達や家族からも『いつまでもそんなことやってるの?辞めたほうがいいんじゃない』と成功してない人から無責任なマイナス発言を散々浴びてたはず。
そんな中、甲子園のエリートじゃない、ドラフトにも掛からないような選手が努力の末に、このように這い上がってくるのって本当にカッコいいなと思い、同じ男として心から尊敬します。
自分も、学歴なし人脈なし経験なし当然金なしからスタートの雑草系なので、メッチャ共感してしまう。
角中選手は、1軍に上がるために2軍のうちから1軍にふさわしい努力をし続け、そして1軍に上がった今シーズン厳しいプロの世界で首位打者という結果を出した。
本当にカッコいいなーと思います。
今の世の中では、こんなスーパー雑草人間が少なくなってきてるが、こういう選手がいるとうちの社員達も希望が湧くんじゃないかな。
うちの社員達も、社長と同じで決してエリートではなく、本当に普通の人間。
だけど、自分の成長を願い、毎日弱い自分自身と向き合いながらも挑戦しているから。
目先の楽を求めて逃げたくなる気持ちと戦い負けてないから。
角中選手の活躍は、そんな若者に自分はこれでいいんだと、間違ってないと教えてくれる。
同年代の選手だから一層リアルに刺激を受けると思います。
一方、厳しい現実で給料が下がる選手もいます。
日本人最高年俸の中日ドラゴンズ岩瀬投手。
プロの世界はどんなに過去に実績のある選手であっても、今シーズン結果を出せなければ、給料が下がる。昨年の自分自身より結果が出なければ成長してないという現実を突きつけられる。
それは日本人最高年俸の一流選手とて同じ。岩瀬投手は来年の覚悟を歯をかみしめながら答えていました。
きっとこのオフは相当の練習量や考え抜いた調整をしてくることでしょう。
これは試合やテレビでは視えない影の部分ですが、結果を出してる人は間違いなく人の3倍はやってる人です。
そんな、明暗を分けるプロ野球の契約更改。
自分自身も経営者として、会社の業績という結果を出せなければ責任を取らなければいけない。過去には役員報酬を自ら下げたことも何度となくある。社員のリストラや業績による給料カットは創業18年で一度もないのは幸せなことではあるが。
経営者という立場で、いつも危機感があるのは当たり前だからか、毎年この契約更改を他人事のようには視れないのかもしれない。
うちの社員達には、一年間の終わりに心から喜んでる顔をしてもらいたい。自分で自分を褒められるような一年間にして欲しい。
そのためには日々の実行しかない。自分自身と約束したことを実行し切った人は必ず良い結果がでるのだから。
私も私自身に負けないように、来年も今年の記録をすべて上回ることが出来る自分でありたいと強く思った金曜日の夜でした。
P.S
来年のプロ野球契約更改の一番の話題は、西武ライオンズの菊池雄星投手になることを信じてます。先日も来シーズンの10勝を強く誓ってくれてので楽しみです!
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