昨日に引き続き、月刊『致知』のメルマガより
~「雀鬼と呼ばれた男の行動哲学」の記事より~
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私はね、人間というのは
「準備、実行、後始末」
が大事だと言っているんです。
物事を行うということは、
すべて「準備、実行、後始末」なんです。
ところが、後始末をできる大人が、いまは皆無ですね。
そういうところから、
子どもたちの大人に対する疑問や
反抗心が起きていると私は思うんです。
(桜井氏が主宰する雀鬼会では)麻雀に限らず、
例えば会の催しで皆で海なんかへ行くと、
私を含めて全員が、荷物だとかをパパパッと整理して帰っていく。
皆でソフトボールをやるときなんかも、
後始末は必ずきちんとやります。
グラウンドを管理されているおじいさんからあるとき、
「俺はここで40年もグラウンドを見てきたけど、
お前たちは何なんだ。
こんなに俺が後で何もしなくていいようにして
帰っていくところは初めてだ。
来たときよりきれいになっているよ」
と言われたことがあるんです。
別に私が、「掃除をしっかりしろ」とか
言ってるわけじゃないんですが、
日ごろから麻雀で
「準備、実行、後始末」
の観念を教えていますから、
それがどこに行っても出るんです。
「準備、実行、後始末」というのはワンクールです。
ワンクールができるということは、
簡単に言えば、しっかりしている、
ちゃんとしているということじゃないですか。
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「準備、実行、後始末」
確かにしっかり出来ている人は少ないし
出来ている人は例外なく仕事も出来る
うちの会社に置き換えると
キャンセル顧客の撤去や御礼、
現場で使うメンテBOXの後始末、
無料キャンペーンやデモ設置など…
『後始末は、未来につながる出発点』
と思い、後始末を意識し実践します♪