イチリーを育てた野球部監督4♪ | CSリレーションズ社長 増田恭章(ますだやすあき)のブログ

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大切に想っていること。素直に感じたこと。伝えたいこと。夢。を、ありのままに書いてます。

イチローの高校時代の話を

当時の監督がエピソードを

交えて語ります♪


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そんなある日、グラウンドの片隅に

幽霊が出るとの噂が流れた。


深夜になり私が恐る恐る

足を運んでみると、 暗がりの中で

黙々と素振りに励むイチローの姿があった。


結局、人にやらされてすることを好まず、
自らが求めて行動する、という意識が

抜群に強かったのだろう。


その姿勢は日常生活の中でも

貫かれており、彼は人の話はよく聴くものの、

それを取り入れるべきか、 弾いてしまうべきか

についての判断を非常に厳しく行っていた。


友達同士で話していても、

自分の関心のないことに話題が及ぶと、
ふいとどこかへ消えてしまう。


そんな、わがままとも、

一本筋が通っているともいえる
「選択の鋭さ」が彼には

備わっていたのだ。


「下手な鉄砲、数打ちゃ当たる」

といわれるが、 スポーツはただ練習量を

こなせば上達していくものではない。


監督の役割はチームを束ねることだけで、
本人が真に成長するポイントは

教えて教えられるものではないのだ。


自分自身との日々の戦いの中で、
本人が掴んでいくより他、

仕様がないのである。


人知れず重ね続けた努力の甲斐あって、
3年生になったイチローは7割という
驚異的な打率を誇る打者に成長し、

「センター前ヒットならいつだって打ちますよ」

 と豪語していた。


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さすがイチローと、うなってしまう話。


まだまだ、つづくのでした♪