カンブリア宮殿で「ヤマダ電機」が特集された。
ヤマダ電機の創業者山田昇氏は、
創業前に、2万件もローラー作戦にてリサーチを行い、
当時の家電のブランド比率を調べまくった。
そして、大衆は家電メーカーへのこだわりに
固執してない事に着目し、いろんなメーカーを扱ったのだという。
そして、開店と同時に300件もの顧客を獲得した。
今では1兆7000億円を売り上げる家電販売の
ダントツNo1ですが、注目すべきは今の結果を
導いた成長のプロセスです
今から、7~8年前だろうか・・・。
ヤマダ電機の東京本店(世田谷)にトイレの修理に
行った時の話です
このお店は、当時はまだ東京進出したばかりで
確か東京初の大型店だったと思う。
トイレの修理が終わり、従業員休憩室で
報告を行いました。
その時に私は本当にビックリしました
なんと、その休憩室にいた従業員が全員、
勉強していた
のです
休憩しながら、ご飯を食べながら。
その休憩所には、約20人くらいはいたと思います。
皆、各々に商品パンフレットを見たり、ビジネス書を読んだりと。
私は、その真剣さに正直ビックリし聞きました。
「特別な試験でもあるのですか」と。
「いえいえ、普通の事ですよ」
売り場で接客しているだけでは成長はない。
それ以外にどれだけ勉強しているかと言っていました。
創業時代に2万件のリサーチをした創業社長の
DNAが受け継がれていて、それを積み重ねた結果が
今のヤマダ電機の1兆7000億円につながっていると思いました
チラシ戦略や激安に目が行きがちだが、
やはり社員教育もしっかり行っていました。
派手なところだけに目を奪われず、
そのプロセスに注目したいですね