ボイシング
あこがれのジャズピアニスト
↑この本はもう絶版なようですが、クラシック系のピアノ教本しかやってない人には目から鱗の本だと思います。
吹奏楽しかやってない人は、楽譜にとらわれがち、というか、楽譜通りしか吹けない人が多い気がします。
クラシックはいわゆる再現音楽ですから、作曲家がつけたアーティキレーションを最大限尊重するのが普通なのですが、いわゆる編曲譜で演奏する場合は、オリジナルがどうなっていて、編曲者がどういう意図でそのようなアーティキレーションにしたのかを推し量る必要があります。編曲者だってバカじゃないですから、理由があってそのように書いています。
なんと言いますか、ポップス演奏にはいくつかのお約束があって、それを守らなくてはダサダサになってしまいます。
たとえ話でよく使われる、シンコペーションの真ん中を切るのに、「ヒコーキ」じゃなくて「ロケット」だとか・・・。
私が話題にしたいのはその上の話なので、あまりに基本的なことはスルーしたいのですが、スルーできないバンドもあったりします(プロでさえそうです)。今でこそ、ニューサウンズインブラスのCDはポップス畑のゲストプレーヤーを入れることでそこそこ聴けるようになりましたが、30年くらい前の演奏を聴くともう本当に酷いです。80年台のニューサウンズ(の演奏)を聴けば、悪い意味で現代の多くのアマチュアが間違って演奏しているようなアーティキュレーションで吹いています。つまり、吹奏楽のポップスがダサイのはお手本がないせいもあるのです。
この10月にもCDがでますが、ミュージック8から出ているゴールドポップシリーズのいくつかは、編曲が今風になっています。もし聞いたことがなければ、是非聞いてみて下さい。チャレンジしてるナーと思えますよ。
↑この本はもう絶版なようですが、クラシック系のピアノ教本しかやってない人には目から鱗の本だと思います。
吹奏楽しかやってない人は、楽譜にとらわれがち、というか、楽譜通りしか吹けない人が多い気がします。
クラシックはいわゆる再現音楽ですから、作曲家がつけたアーティキレーションを最大限尊重するのが普通なのですが、いわゆる編曲譜で演奏する場合は、オリジナルがどうなっていて、編曲者がどういう意図でそのようなアーティキレーションにしたのかを推し量る必要があります。編曲者だってバカじゃないですから、理由があってそのように書いています。
なんと言いますか、ポップス演奏にはいくつかのお約束があって、それを守らなくてはダサダサになってしまいます。
たとえ話でよく使われる、シンコペーションの真ん中を切るのに、「ヒコーキ」じゃなくて「ロケット」だとか・・・。
私が話題にしたいのはその上の話なので、あまりに基本的なことはスルーしたいのですが、スルーできないバンドもあったりします(プロでさえそうです)。今でこそ、ニューサウンズインブラスのCDはポップス畑のゲストプレーヤーを入れることでそこそこ聴けるようになりましたが、30年くらい前の演奏を聴くともう本当に酷いです。80年台のニューサウンズ(の演奏)を聴けば、悪い意味で現代の多くのアマチュアが間違って演奏しているようなアーティキュレーションで吹いています。つまり、吹奏楽のポップスがダサイのはお手本がないせいもあるのです。
この10月にもCDがでますが、ミュージック8から出ているゴールドポップシリーズのいくつかは、編曲が今風になっています。もし聞いたことがなければ、是非聞いてみて下さい。チャレンジしてるナーと思えますよ。
吹奏楽ポップスのダサさ
ビドロ氏のブログhttp://ameblo.jp/doublehightuba/entry-11006974048.html
↑で吹奏楽ポップスのダササについて書かれていたので、サンバ・テンペラードを元に私の試行錯誤を書いてみることにします。
1.なぜ吹奏ポップスがダサイか?
理由は色々ありますが、箇条書きで書いてみましょう。
・打楽器でドラムをまともに叩ける人が少ない
→リズム(スウィングかシャップルかファンクかロックかボサノバかetc.)の基本が分かっていない
→指揮者の存在が邪魔でドラムでバンドを引っ張れる人が育ちにくい
・中音域が厚すぎる
→ホルンもユーフォもクラも木管低音もイランでしょ?(ビッグバンドになってしまいますけど・・・)
→メロディを大人数で吹きすぎて芋っぽくなる。
・チューバがベースをしている
→エレキベース(ウッドベース)に比べて音の立ち上がりが明らかに遅いので使えない
→しかも音量をだすため人数を増やしたのではますます音がぼやける。
→まともなラッパ群やサックス群にチューバで対抗するのは無理・・・。
・編曲がダサイ
→メロディやおいしいところ回さないと文句が来るらしい
→例えばビッグバンドのギター楽譜など延々とコードをやってるけど文句は出ない
・指揮者が音楽の邪魔をする
→ちゃんとドラムとベースが聞こえるようにモニタスピーカを立ててやれば指揮者は不要
→指揮者に合わせるクセが強すぎて、お互いを聞くクセがない
→アンサンブル以上にポップスではプレーヤ同士の意思疎通が大切
2.吹奏楽版サンバ・テンペラードに私が手を入れた例
・アゴゴ・タンボリン・スルド・ボンゴなどラテン楽器を思い切って入れてドラムの負担を回避。
(DC時ラテンパーカッションソロを12小節追加し、前でパフォーマンスさせた)
・シンセを2台入れて一台はシンセソロとパッド(ボイス)をさせもう一台はギターのカッティングをさせた。
・アルトソロは2カ所ともソプラノに置き換え。
・くり返しをオリジナルに近くしてオリジナルのシンセソロをできるだけ入れた(楽譜は耳コピで採った)。
・ドラムにマイクを4本(BD・スネア・HH・Top)立ててアンプで拡声しバンドとのバランスを取った。
・フルート・サックスなどソロはすべてマイクを使った(ソロマイクは4本使用)。
・ベースを弾かないコントラバスメンバーにミキシング卓を任せリアルタイムに音量調節をした。
(合計のマイク使用数は8本だがそれ以外にシンセが2台あったので10ch使用)
・拡声はちゃんとチャンデバで高音と低音をわけ18inchウーハーと12inchスピーカを2対使って音圧を稼いだ。
・ベースは大容量のアンプ直だがちゃんとコンプをかけた後、野外でエッジがでるようエフェクトを調整した。
・トロンボーンのソロ(HiHからはじまる)はオリジナル通り入れた。
・フルートソリのところのオーボエはカット、3番フルートを入れてオリジナルに近くした。
・楽譜でスラーがついているところはオリジナル通り変更、クラリネットは音を後押しさせてオルガンっぽくした。
・16ビートがとれるようリズムトレーニングを入念にした。
吹奏楽ポップスをクールに演奏するのは難しいけれど不可能ではないと思います。
ノウハウを是非交換したいですね。
↑で吹奏楽ポップスのダササについて書かれていたので、サンバ・テンペラードを元に私の試行錯誤を書いてみることにします。
1.なぜ吹奏ポップスがダサイか?
理由は色々ありますが、箇条書きで書いてみましょう。
・打楽器でドラムをまともに叩ける人が少ない
→リズム(スウィングかシャップルかファンクかロックかボサノバかetc.)の基本が分かっていない
→指揮者の存在が邪魔でドラムでバンドを引っ張れる人が育ちにくい
・中音域が厚すぎる
→ホルンもユーフォもクラも木管低音もイランでしょ?(ビッグバンドになってしまいますけど・・・)
→メロディを大人数で吹きすぎて芋っぽくなる。
・チューバがベースをしている
→エレキベース(ウッドベース)に比べて音の立ち上がりが明らかに遅いので使えない
→しかも音量をだすため人数を増やしたのではますます音がぼやける。
→まともなラッパ群やサックス群にチューバで対抗するのは無理・・・。
・編曲がダサイ
→メロディやおいしいところ回さないと文句が来るらしい
→例えばビッグバンドのギター楽譜など延々とコードをやってるけど文句は出ない
・指揮者が音楽の邪魔をする
→ちゃんとドラムとベースが聞こえるようにモニタスピーカを立ててやれば指揮者は不要
→指揮者に合わせるクセが強すぎて、お互いを聞くクセがない
→アンサンブル以上にポップスではプレーヤ同士の意思疎通が大切
2.吹奏楽版サンバ・テンペラードに私が手を入れた例
・アゴゴ・タンボリン・スルド・ボンゴなどラテン楽器を思い切って入れてドラムの負担を回避。
(DC時ラテンパーカッションソロを12小節追加し、前でパフォーマンスさせた)
・シンセを2台入れて一台はシンセソロとパッド(ボイス)をさせもう一台はギターのカッティングをさせた。
・アルトソロは2カ所ともソプラノに置き換え。
・くり返しをオリジナルに近くしてオリジナルのシンセソロをできるだけ入れた(楽譜は耳コピで採った)。
・ドラムにマイクを4本(BD・スネア・HH・Top)立ててアンプで拡声しバンドとのバランスを取った。
・フルート・サックスなどソロはすべてマイクを使った(ソロマイクは4本使用)。
・ベースを弾かないコントラバスメンバーにミキシング卓を任せリアルタイムに音量調節をした。
(合計のマイク使用数は8本だがそれ以外にシンセが2台あったので10ch使用)
・拡声はちゃんとチャンデバで高音と低音をわけ18inchウーハーと12inchスピーカを2対使って音圧を稼いだ。
・ベースは大容量のアンプ直だがちゃんとコンプをかけた後、野外でエッジがでるようエフェクトを調整した。
・トロンボーンのソロ(HiHからはじまる)はオリジナル通り入れた。
・フルートソリのところのオーボエはカット、3番フルートを入れてオリジナルに近くした。
・楽譜でスラーがついているところはオリジナル通り変更、クラリネットは音を後押しさせてオルガンっぽくした。
・16ビートがとれるようリズムトレーニングを入念にした。
吹奏楽ポップスをクールに演奏するのは難しいけれど不可能ではないと思います。
ノウハウを是非交換したいですね。