国税専門官の試験は例年6月に行われます。この頃になると、毎週のように試験があり、裁判所事務官、国家一般職、A日程などと試験の調整を行うことが容易ではありません。優先順位をつけ、適切な対策を行うことをお勧めします。なぜなら、裁判所事務官や国税専門官は試験科目に専門記述があり、国家一般職やA日程にはそれがないなど、試験によって科目や戦略が大きく変わってくるからです(A日程は多様なので各自調べること)。
東京国税局以外での採用となると、下位合格では採用漏れの可能性も少なくないため、国税専門官の試験でも他の試験と同様、できるだけ高い得点が要求されます。また、試験時間は、8時50分から17時25分までと、公務員試験の中では最も長いです。本番で集中力を切らさないように頑張ってください。
国税専門官の試験は、①専門択一、②教養択一、③専門論文、④人物試験(面接、二次試験)、です。