裁判所事務官の試験は、①専門択一、②教養択一、③専門論文、④教養論文、⑤面接の5つからなります。
裁判所事務官の試験の最大の特徴は、面接の配点の高さでしょう。国家一般職、国税専門官では面接の配点は9分の2である一方で、裁判所事務官では12分の6と半分を占めています。面接配点がここまで高いと、筆記試験は実質として足切り程度の位置しか占めていないと言っても過言ではないでしょう。とは言っても、少しでも得点が高い方が希望地に配属される可能性が高まるので、筆記で高い点数を取るに越したことはありません。
裁判所事務官の場合、最終合格=内定ではなく、成績上位者から声がかかります。成績下位者は採用漏れになる可能性も十分にありますし、仮に声がかかっても年明けになったりします。