東京都庁の面接 (合格者のアドバイス) | 公務員試験合格・内定のためのデータベース

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 東京都庁は1次試験の発表後、2回面接があり、その都度、不合格者を決めます。すなわち、面接で一度失敗すると挽回するチャンスが与えられない可能性があると言うことです。面接倍率は毎年1.8倍程度であるため、筆記試験でそこそこの得点を取っていれば、過度に心配する必要はありません。しかし、毎年数百人がそこで落ちていることを考えれば、合格に十分な面接対策をして本番に臨むべきです。

 

CSSには、面接対策が十分に出来る環境が整っているのでこれを積極的に利用しない手はありません。面接シートの添削や模擬面接を可能な限り行いながら、自己研究を通して自分の見せ方を研究しましょう。どんなに面接が苦手な人であっても、自己研究をしっかりと行い、模擬面接を回数こなせば、倍率2倍以下の東京都庁ならば突破できるようになるはずです。


 面接対策を行う際には、興味ある分野を中心に、『2020年の東京』などから政策をピックアップしておきましょう。面接でまず間違いなく聞かれます。


また、フィールドワークにも絶対に行くべきです。私は今年、築地、井の頭公園、隅田川周辺、浅草、吉祥寺、高尾山、浜離宮、奥多摩、東京しごとセンターなどに足を運びました。実際に足を運ぶことで、具体的イメージや問題意識を持つことができ、面接で発する言葉に深みが出ると同時に、第一志望性のアピールにもなります。実際、一緒にフィールドワークに行ったメンバーの合格率はかなり高いです。



毎年、志望動機に困る人が多くいると思います。かく言う私もそうでした。志望動機なんて安定しているからだよ!なんとなくかっこいいからだよ!試験科目と日程の関係だよ!


多くの受験生がこのような思いを抱きながら、偽りの志望動機を書いていると思います。しかし、もう一歩踏み込んで自身の過去の経験などから考えてみてください。こじつけレベルの関連性でも構いません。何かを見つけて、志望動機に説得力と一貫性を持たせることが重要なのです。


面接カードに書く志望動機は特別なものである必要はありません。重要なのは、志望動機を書くに至った過程と、志望動機として書いたことに対してなされる、なんで?具体的には?などの質問に対して一貫性と説得力ある回答が出来るようにしておくことです。ここでも自己研究や模擬面接が重要な意味を持つことがわかるでしょう。



ここまでで志望動機の重要性は分かってもらえたと思います。しかし、私は、面接でなにより圧倒的に重要なのは「雰囲気」であると考えています。


今年、私は国家一般職と東京都庁の面接日程が被り、時間ぎりぎりで東京都庁の面接に行きました。その焦りからか、東京都庁で志望動機を問われ、「説明会に出て興味を持ち志望しました」と、用意していたこととまるで違うことを言ってしまいました。私が面接官なら開始早々D候補です。しかし、蓋を開けてみれば上位で合格していました。このことから、私は志望動機よりも重要なことは他にあると確信し、それが「雰囲気」だと思っています。「雰囲気」は人によって違いますが、ある程度は作ることができます。面接で高評価を得られるように、模擬面接や自己研究を頑張りましょう。




最後に、面接ではわけの分からない噂が飛び交います。
 圧迫は高評価、和やかはお客様対応、面接時間が長いと良い、短いとだめ、追及されると良い、無関心は悪い、面接日時は高得点順など。それらはすべて下らない妄想です。雑音は気にせずに自分にできる事を精一杯やるべきです。