玄倉川水難事故と町工場の経営と
この時期になると思い出すのが玄倉川水難事故です。
河原でキャンプをしていた18名が、
増水した河川の危険さを軽く見て、
ダム管理の係員やら警官やらの説得に応じず逃げ遅れ、
TV中継のなか13名が命を落としたという水難事故です。
痛ましい事故で有りながら
「自己責任だろ!」とか断罪された事故でもあります。
2017~2019年頃。
穏やかな順境の時期。
絶好の稼ぎ時。
好調な業績が続いています。
ところが、2020年。
突然のコロナショックで、
腰まで水浸しのような経済及び経営状況。
『きっと、自分達は大丈夫だろう!』と、
あんな所やこんな所にまでお金を使っていたからこんな目に遭う。
…とは”考えない”らしい。
『こっちは従業員の雇用を守っているんだよ!』
『お前ら政府や県庁は俺ら中小企業を助けるのが仕事だろ!』
『多額の給付金よこせ!』
『緊急融資の枠を緩くしろ!』
『永久劣後ローンを認めろ!』
責任者である経営者が自責を放棄し多責を強調する。
そんな声があちらこちらから聞かれる始末。
…って、やっぱ何か違わなくはないか?
なぜ、川の緩やかな流れの時(状況の良い時)に、
濁流が押し寄せる事を予想・予定していなかったのだろうか?
しかも、酒盛りしてイビキかいて寝ているうちに気が付けば増水。
「川の流れは様子を見て判断する」ってのは勿論だが、
穏やかな時であっても最悪の状況を推測していなければならない。
中小町工場だって同じ事。
心根にある利己と欺瞞がすべての悪の根源。
しかも、酒盛りしてイビキかいて寝ているうちに気が付けば大赤字。
『助けるのが国や都道府県だろ!』
ではなく、
「不景気が来る事も見込んで行動しているのが経営者だろ!」
が正解なのだと思います。
特に町工場なんて斜陽産業ですからね。
町工場は人と人の繋がりがすべて























