昨日の国会において、異例の委員長発言、更には首相の発言により、
「GKB47」は300万円という税金を無駄にした形で撤回となりました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120207-00000062-mai-pol
私が、このゲートキーパーという言葉を知ったのは、
昨年のことです。
ゲートキーパークルー養成講座がありますと、
町内の回覧板に入っていたのです。
さっそく、講演会に行ってゲートキーパーとは何ぞや?を調べてきました。
しかしながら、これは・・・
多くの問題点があることを感じていました。
その疑問点は、ライフリンクでも指摘されており、
やはりなぁと感じたことでした。
また、富士モデルにおいて、
仕組みを作り上げた方から言わせれば
ゲートキーパーなんて・・・違うんだよねということなんです。
もちろん、周りが気づき、サポートすることは必要でしょう。
しかし、それは連携がとれるネットワークができていての話です。
つまり、対策としての順番が違うと言うことです。
①実際に悩んでいる方の相談窓口を増やし、
沢山の選択肢を用意する
②ネットワークの形成により、信頼できる機関と住民の連携
③うつ病の気づきとなるサインと、うつ病についての正しい理解を啓発する
④うつ病予防に力を入れる
ことではないかと、私は考えます。
小手先だけのゲートキーパーを育成しても機能しません。
また、大企業は産業医をやとい、仕組化して相談制度を設けているが、
中小企業では、産業医を置くシステムもなく、
うつ病者はいかにして首にするかを考えている傾向になるのも事実。
また、仕組化ができない、地域・暮らしの中での連携となると
相当難しいのも事実である。
いかに生活に密着しそれが行動へと繋がるような、
対策をとっていけるのかが、
本質ではないだろうか?と、私は思います。
http://www.lifelink.or.jp/hp/Library/kougi_120206.pdf
より抜粋
1)「GKB47」は、キャッチフレーズの役割を果たしていない
そもそも「gatekeeper basic(ゲートキーパーベイシック)」の意味が分かりません。まずは言葉に注目させて、
それから意味を理解してもらおうと狙ったのかも知れませんが、それも裏目に出ています。「GKB47」は
女性アイドルグループ「AKB48」のもじりとしての印象が強く、「冗談にもほどがある。人の死をバカ
にするな」「本当に苦しい状況に追い込まれている人がこれを見てどう感じるか想像できないのか」などの
批判が沸騰しているのです。また「GKB」は若者の間でゴキブリを意味することから、「政府がやりたいのは
自殺対策の推進でなく自殺の推進。ゴキブリは47(死ね)ということだ」といった中傷も拡散しています。
キャッチフレーズとは本来、関係者はもちろんのこと、国民が心をひとつにするためのものであるはず
です。人の生死と向き合う取り組み(自殺対策)のキャッチフレーズとして「GKB47」は、あまりに
不適切であり、実際にその役割を果たしていないのです。
2)相談支援の受皿がないことを知りつつ、「気づいて」「相談しよう」はあまりにも無責任「生きるのがつらい」「もう死にたい」と思い悩んでいる人たちが必要としているのは、「相談しよう」などという抽象的なメッセージではありません。「どこに相談すればいいか」という極めて具体的な情報です。そうした情報がないために、「相談したくても相談できない」人が大勢いるのです。
自殺念慮を抱えた人を支援する者にとっても、必要なのは「つなぎ先」に関する具体的な情報です。「周囲の人の変化(自殺のサイン)に気づいて」と言われても、実際に気づいたときにどうすればいいのかが分からなければ、支援者は自殺念慮者を支え切れずに疲弊し、共倒れしかねません。そうしたリスクを背
負うのが怖いから、多くの人は「気づきたくても気づけない」のです。「みんなもゲートキーパー!」と呼びかける前に(せめて同時に)、「現代版 命の駆け込み寺」のようなシェルターを全国に整備すべきです。
3)「GKB47」を強行しようとする政府の姿勢は、自殺対策基本法の理念に反する
自殺対策基本法の第2条には「官民連携の理念」が掲げられています。それなのに政府が、自殺対策の
現場で活動する全国の民間団体の反対を押し切って「GKB47」を推し進めるのであれば、この理念を踏みにじ
ることになります。今後こうした事態を避けるためにも、現場の声が政策に反映される仕組みが必要です。
また第7条には「自殺者及び自殺未遂者並びにそれらの者の親族等の名誉及び生活の平穏に十分配慮し、
いやしくもこれらを不当に侵害することのないようにしなければならない」と謳われています。「GKB47」というキャ
ッチフレーズを聞いて、多くの遺族や自殺念慮に苦しむ人たちが、「政府は自殺問題をバカにしている」と、
憤りを超えて深い失望に陥っている現実を、政府は重く受け止めなければなりません。