多くするとか大きくするだけでは

経営者も人も会社も成長できない

 

子供は年を重ねれば大きくなる

会社の事業も頑張り努力すれば大きくなれる

売上げを多くし経費を少なくすれば利益は多くなる

そして

会社が大きくなれば有能で大きい経営者だと言われるが…。

 

しかし

大きくする能力が高くても成長していない

そんな人も会社も事業も組織も経営者もいる

それはただ

多くする大きくする能力発揮に一所懸命だったから。

 

成長と言えば

その人の考えによる行動の中味が成長していくこと

事業が大きくなるほどに中味のところで成長していく

会社が大きくなるほどに信用信頼の中味が成長していく

会社で働く人が多くなるほどに組織体質が成長してく。

 

それなのに

同じような問題が起こって

同じように対処して

かた同じような問題が起こるって言うことは

中味が成長していない原因しかない。

そうした会社は

経営者の中味が成長できていない証でしかない。

 

だから…

事業は顧客の支持質実の成長ができていく

会社は安定発展土台が成長していく

組織は思考活動質が成長していく

利益は会社のヒト・モノ・コトの中味が成長していく

会社の信頼は経営理念の中味が成長していく

これらすべては経営者の成長にかかっている。

 

 

 

 

 

 

 

部門や人たちに指示すれば

目指すコトが成せるなら

リーダーなんて苦労なく!

 

リーダーは目指すコトの実現行動に

部門リーダーや部門の人たちの

心が動き気持を動かすことができて

自らの行動が起こってコトが成せていくとき

はじめてリーダーと言えるのである。

 

指示するということは義務を与えることでしかない

言葉を替えれば命令をしていることである。

命令に逆らうことはデキないから従っているだけ。

 

それなのに

部門の責任者なら会社のために貢献するのは当たり前だから

経営者の言うコトを確実実行するのは当たり前だ。

そうした考えなら指示することしか知らないから

人の心に影響を及ぼすなど考えが及ばないものだ。

 

 

優先順位をつけて!というのは

リードする人の責任の曖昧さを表している

 

コトを成すには

優先順位をつけて取り組むことは大事だが

優先順位をつけるということは聞こえは良いが

何が優先なのか分からない人もあり

リーダーの考えているコトを理解できないこともあり

人によって得手不得手なこともあり

その人の能力や好き嫌いによることもあり

抱えている事情や問題の違いもあり

いざ実行となると

組織の中にバラつきが生じることによって

リーダーの目指すコトの実現にも

影響が出るものである。

 

責任感の低いリーダーは

得てして優先順位をつけて!と

そうしたことを言って

コトの曖昧にしているものである。

 

真の責任感あるリーダーは

優先順位などと言わず

一点のコトを集中実行によって

目指すコトの実現を図る「重点課題」を示して

実行の成否に全責任を持つ姿勢を示して

組織の人心行動を集めて行く。

 

 

 

本当の経営する経営者は

収益より大事にしているコトがある。

 

収益は経営の上手さではなく

経営者の心(マインド)が支持される経営をしている。

 

経営すると言うことは

経糸と緯糸を織り成すことである。

織物は縦糸と横糸を織って綺麗な生地をつくること。

 

経糸は下記の糸を経営すること…

*経営理念

*経営ビジョン

*事業目的

*組織目的

*経営方針…などを柱にすることなら

抽象的なことで済むから簡単にデキルし

どの経営者の当り前のようにしている。

 

緯糸は下記の糸を課題に経営すること…

*顧客信頼

*経営者信頼

*事業活動の特徴

*事業の特徴

*会社の存在意義と価値

*一体考動する組織

*エリア信頼

*イノベーション

*創造の糸を経糸に織り成すことで

収益を追っているのと訳が違うから

経営者の心(マインド)が大事なものとなっている。

 

本当の経営者は、

特に緯糸に精神の力を傾注していくことだが

頭で考えたコトではデキナイし

誰かも信頼されることは無い。

 

社内問題や組織活動質の問題を抱えている経営者

問題に対処して解決してもまた同じ問題を抱える経営

こうした経営者は本当の経営にはなっていない証である。

 

 

 

 

会社経営の理を 実行し続ければ必ず栄え続ける!

 

 理(コトワリ)。それは「モノコトして栄えるに大切な原則・道理」であり「不易の法則」であり「モノコト推進する筋道」。それが真に会社が栄え続けられていく、会社経営の道として大事にしかも大切にした経営仕事をして行きたいものです。

 経営と言えば、会社の利益をつくること。それをするのが経営であり、経営者の仕事だと普通の経営者は言い、利益が多くあるとか少ないとか、会社が大きいとか小さいとかを規準にして、他の経営者の評価をして、親切な経営者はあれこれと指摘とかアドバイスします。

 その指摘やアドバイスは本当に当を得ていることで大事なことでしょうか。

 会社が生きて行くには利益が不可欠なのは言うまでもなく、経営の命題でもあります。だから経営と言えば利益を上げる儲け方を上手くする。それが経営であり経営者の仕事だと言われています。本当にそうでしょうか?

●事業活動で好収益を上げたいなら 

   会社経営を大事にしたい

会社に最も必要なのは、会社が栄えて成長と発展して行く道ではないでしょうか。この道をつくりだして行くことが、経営に最も大切で経営者の大事な仕事です。その仕事とは①事業が栄えて行けるのに必要な顧客の支持基盤とエリアにおける位置つくり②その基盤を深め固め、さらに髙く広がりを生み出すに値する会社の位置つくり③これらによって会社そのものがブランドとして確立していく。

 こうした経営活動で会社の体の質実を築き上げていく。そのための経営活動は、会社が生きて行き伸びていける利益を上げたいほどに、大事に大切に取り組んでいきたい課題です。

●会社経営の「理」を実行する経営者の経営仕事原則

 ①会社の存在価値を高め続けて好収益を生みだす経営仕事

  *一言で「顧客とまだ見ぬお客から必要とされ、栄え続  け           広 がる」会社つくりです。

 ②会社体の「経糸」と「緯糸」を織り成して、良い会社体の織物を       織って行く経営仕事

  *経糸は「会社の目的」と「会社の成長力で発展」

       「成長目標」この三つを追求実現させていく仕事です。

  *緯糸は「会社体の信頼質」「会社体の発展力量」

     「顧客質と認知質」この三つを追求実現させていく仕事です。

 ③会社の経営者として会社を成長させていく経営仕事

   *日々の事業仕事に「一つで良いから」明後日を創る会社経      営の仕事を加えることです。

困った問題事の解決が経営の仕事ではない 

 

 この物語を経営の観点から考えてみたらどうでしょうか?

日本でのイソップ物語はアリとキリギリスでヨーロッパの北部ではキリギリスではなくてセミだったそうです。

 

 ある夏の日、セミは高い木の上で歌を唄っていました。

その木の下ではアリさんが次の冬に備えて,食料をせっせと地面の中の家に運んでいました。

 

 それを木の上から見ていたセミさんは言いました。

僕は高いところで食料をため込まなくても「食べるのものはいくらでもあるじゃないか」と話しかけると、アリさんは「冬になって困ってはいけないよ」と答えました。

 

 好収益な経営成果を挙げることに熱心な経営者がいます。

そうした会社の内部には、概して常に問題事を抱えていますが、それは何故でしょう?

 

 それと違って一方の経営者は人心の醸成に熱心な経営者がいます。 会社は永続存続することが、何よりも大切なことであり、それには小さな問題の内に、皆の知恵を出し合って、問題解消(解決ではなく)し、根本から良くするようにしています。

 

 アリさん皆が一所懸命に働いているイメージですが、北海道大学の大学院で進化生物や動物生態学を専門化の細谷功氏によると、なんとアリ集団の7割が働いておらず、1割は一生のうち一度も働かないと…。

 

 これをどう考えるでしょうか?

 

 

商売する「経営の質」の成長が大事

 その会社が、成長しているか否かを測る一般的な提議として「連続で売上げ利益が増えている」ことが当てはめられています。しかし売上利益が増えていから、実質的に会社が成長しているかと言えば、実体のところでは良いと言えない問題が内在していることがあります。

そうしたところから実質として、成長している会社と観ることができる。そうした会社だと言えるのは、一言で「この会社は、常に良くなっている」し、「もっと良くなっていくと期待できる」と、ステークホルダーから「成長会社だ」と呼ばれることです。

●成長していく「経営の質」とは何だろう?

①経営者と従業員が一致団結した、目的思考と目的行動をしている。

 *我々の会社は「どこに向って」「何を実現」しようとしているのか。

*経営者は「どこを向いて」「何を考えている」のか。

*我々は「どう考動」したら良い成果が上げられるのか。それらで一致団結している。

②経営運営が仕組み化されて行われている。

 *人次第やコト次第で、対処型の考動をする「属人型」の経営をしていないから、ムリやムダやロスのリスクを防いでいる。

③顧客本意の思考と考動が行われている

*それによって「新しいお客が寄ってきて」「その人が顧客になり」顧客が増えて行っている。

*顧客が増えているだけでなく「顧客筋が良くなっていく」そうした実質的な姿でビジネス成長をしている。

④経営活動において「自社のビジネスモデル」」が確立されている。

*経験や熟練能力などで成果を上げようとしていないで「各種の考動がシステム構築」されており、そのシステムをより良いものにする「PDCA活動」を、盛んに行っているから、効果と効率の良い成果を上げている。

それには高い信頼獲得する

「会社の質」が必要!

 

会社・店の仕事質を利用してくださるお客さまから、高い信頼を獲得することが店をしていて最も大事で大切なことです。感じが良いとか、この人の感じが良くてタイプだから信頼できるとか、好きだからといったものではありません。

 

 お客さまから高い信頼を獲得するには、会社・店そのものの「考え方」「するコト」「言うコト」が信頼できるのは言うまでもなく、そこに居る人の「考え方」「するコト」「言うコト」が、会社・店そのものと一致しているとき、素晴らしいところだという信頼のブランド性を得ることができるものです。

 

因みに会社・店そのものが信頼されるということは、そこの全ての人が、社長の考え方と、言うコトと、するコトを素直に受け入れて、誠実な考動がされていることが条件となりますが、もし親しい関係のお客様だからと、馴れ親しさの仕事応対がされていたとしたら、会社・店のブランド価値は、そこから崩れてしまうものです。

 

●高い信頼獲得する「会社の質」を高める課題は…

①会社が約束したサービス質が、正確に提供されていることです。

つまり「いつでも」「誰にでも」「どんな場合でも」「どんなコトにも」「誰からでも」正確に提供されていると言った「一貫性」が貫かれていることです。

 

②各種の考動質が、正確に提供されていることです。

全ての行いつまり、コトを行う人の「考え方」「するコト」「言うコト」および「各種の反応性」「各種の共感性」「各種コミニュケーション性」の質で、会社が約束しているサービス質が正確に行なわれていることです。

 

③会社の経営理念とブランド質が、実際の形で提供されていることです。

提供しているこちらが、知っているとか意識しているとか、それなりにでは、お客さまには何もプラスにならず、信頼を獲得できることは絶対に在りません。高い信頼を獲得する会社の質。それがBKO美容ブランドの「サービスの髙さ」を形で表します。

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

●このテーマでメールでお話ししませんか?

*どなたでも参加を期待しています。

*参加フイーは不要です。

 csm-2012@vega.ocn.ne.jp

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

会社の大小のパワーも売り上げを伸ばすパワーも

継続して栄える強みにはならない

 

経営パワーとか

集客パワーとか

頑張りパワーとか

これらは

永続的に保持することは難しいというより

必ず息切れするものです。

 

経営勉強会や経営計画を立てる際に

言われることに会社に商売にある

強みを伸ばそうと言われますが

大体が我が社の強みってナニ?と考え込んでしまいます。

 

会社の強みを一言でいうなら

顧客の数と新客が顧客になってくれて

商売が連続的に栄えていける。

それが強みではないでしょうか?

 

そうした継続して栄えていける強みは

パワーが強さではなくて

顧客から信頼される力ではないでしょうか。

 

 

 

良いならすべての会社がそうだから

何の差別化もできず

同じ土俵で相撲を取らなきゃならない

 

特徴とは

他がしていることでも

他より際立って優れているから

特徴と言えます。

 

良いコトしているけれど

良い程度だとしたら

他と差別化も出来ず

ましてやお客さんからは

良いコト言ってお客を集めるけれど

結局は何処も同じでしか無いじゃないか。

そう思われること必至です。

 

 

そうした良さのままで

どうして我が社(店)だけを特に

選ばれようとしていても

それは無理なことですよね。