商売する「経営の質」の成長が大事

 その会社が、成長しているか否かを測る一般的な提議として「連続で売上げ利益が増えている」ことが当てはめられています。しかし売上利益が増えていから、実質的に会社が成長しているかと言えば、実体のところでは良いと言えない問題が内在していることがあります。

そうしたところから実質として、成長している会社と観ることができる。そうした会社だと言えるのは、一言で「この会社は、常に良くなっている」し、「もっと良くなっていくと期待できる」と、ステークホルダーから「成長会社だ」と呼ばれることです。

●成長していく「経営の質」とは何だろう?

①経営者と従業員が一致団結した、目的思考と目的行動をしている。

 *我々の会社は「どこに向って」「何を実現」しようとしているのか。

*経営者は「どこを向いて」「何を考えている」のか。

*我々は「どう考動」したら良い成果が上げられるのか。それらで一致団結している。

②経営運営が仕組み化されて行われている。

 *人次第やコト次第で、対処型の考動をする「属人型」の経営をしていないから、ムリやムダやロスのリスクを防いでいる。

③顧客本意の思考と考動が行われている

*それによって「新しいお客が寄ってきて」「その人が顧客になり」顧客が増えて行っている。

*顧客が増えているだけでなく「顧客筋が良くなっていく」そうした実質的な姿でビジネス成長をしている。

④経営活動において「自社のビジネスモデル」」が確立されている。

*経験や熟練能力などで成果を上げようとしていないで「各種の考動がシステム構築」されており、そのシステムをより良いものにする「PDCA活動」を、盛んに行っているから、効果と効率の良い成果を上げている。