平成25年2月22日(金)午前10時から、西予市庁舎5階会議室で保育所運営委員会があった。これは、年1回開かれるもので、委員には議会・民政児童委員・各旧町の保護者代表・民間と公立の保育所代表がなっている。
内容としては、平成24年度の保育所入所状況や25年度の願書の受付状況、保育料の基準額、アンケート結果の報告、子育て支援制度についての説明などがあった。
現状としては、宇和の西予総合福祉会が経営する保育所の児童数が定員を上回っており、その他の地域の西予市が運営する保育所は定員よりも児童数が少ない。また、4月にスタートするときは待機児童などほとんどいないのだが、途中入園しようとすると必要な保育士の数などが不足するため入園できないことが多いということもわかった。
保育士を募集しても応募者がない、という問題も顕在化してきており、民営保育所やパートの保育士の給与を上げるべきではないかという意見を述べたのだが、どうもそのような対策が国の方で取られており、今後待遇改善が行われる見込みであるということだ。
保育料の徴収金基準額については、昨年と同じということで委員会では了承したのだが、保護者代表の間からは少しでも安くできたほうがいい、という意見があった。このことについては、県下で保育料は松山市に次ぐ、2番目の安さらしく、西予市は一般財源を投入して保護者の負担を軽減しているということであったが、そのようなことがまだまだ一般の市民には理解されていないところだと思った。