平成24年12月18日(火)、12月定例議会が閉会した。
提案された議案は、委員長報告の通りすべて原案通り可決したが、特筆すべきことは追加議案として出された新西予市立宇和病院建設についての補正予算である。
結果的に、4億7千万円の追加となったが、これは前代未聞の話しだ。予定されていた約21億円の建築工事が、実は約25億円だったということを、行政が認めざるを得なかったということ。日頃から業務量が激減しているため、業者はいくら安くても仕事を欲しがる会社があるはずだ、という前提に立った考えを持っていることを証明したことになる。
日本全国の建設会社が、西予市はおかしいというメッセージを突きつけた形で、それを行政は認めたというのが今回の補正だったわけだ。
そのようなことがこれまでも続いてきているという指摘もあり、青息吐息で倒産寸前の建設業者が西予市内でも急増しているという現実は、このようなことが大きな原因であるかもしれない。
その他、赤潮対策などについての意見書2件を追加議案として審議し、可決決定した。