人権関連法制定を求める「愛媛中央集会」 | 四国のツーリングと旅物語

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憲政記念館で開かれた愛媛中央集会
 
 平成24年10月31日(水)午後から、東京・永田町の憲政記念館で、「人権のまちづくり対策基本法」並びに「人権侵害救済法」の早期制定を求める第40回「愛媛中央集会」が開かれ、西予市議会を代表して集会に出席した。西予市からの参加者は全部で7名。県内各地から集合していた。
 
 未だに、職権のある立場を利用した戸籍調査などが行われているという現実があり、結婚問題など未解決の領域が存在しているという。差別を根絶するために2法案の制定を求めてのこの集会も今年で40回目。辛抱強い取組が続けられていることを感じた。
 
 国会議員も会期中であるにもかかわらず勢揃い。
 高橋英行衆議院議員は、同法について閣議決定をするという段階まで至ったことを強調。法制定に向けて全力で取り組むということだった。
 
 村上誠一郎衆議院議員は、現状の日本の問題についても言及。日米安保などを重視とする日米関係の弛みに乗じて中国・韓国・ロシアなどから攻められているという危惧を話された。杖をつきながら入場されてきたので体調が悪いのかと心配したが、帰りは会場の中央通路を走り抜けて退場された。
 
 今回議員みんな自分の話が終わるとさっさと帰って行ったのはやや気になったが、早くこの法律が審議されて欲しいものである。
 閉会の言葉にあったのだが、閣議決定では法律制定にはならないらしい。審議には行ってやっと制定の見通しがたつのだそうだ。
 
 愛媛県選出の国会議員がこれほどまでに揃うから、東京で集会が開かれるのかということが理解できた。姿を見せなかったのは、永江孝子衆議院議員、山本博参議院議員、桜内文城参議院議員の3名。関係者としては全員揃って欲しかったことだろう。
 
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来賓として国会議員が揃う。遅れてきたり、早く退席したりだったが、国会中だから仕方ないのか
 
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トップを切って白石洋一衆議院議員が閣議決定までこぎ着けていることを強調する。政権与党の強み
 
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山本公一衆議院議員
 
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塩崎恭久衆議院議員
 
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山本順三参議院議員
 
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友近参議院議員。「先だってはお騒がせをしました」とのことだった
 
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「閣議決定、だけではダメだ」とこれからの活動に気合いをいれる副会長の終わりの挨拶