J-WAVEで小泉今日子セレクト曲が流れた。


フェアグランドアトラクションの『パーフェクト』、
リンダ・ルイスの『スプリング・ソング』、
『バグダッド・カフェ』の主題歌「コーリング・ユー」…


ああ、わかる。わかる。なるほどにゃー
小泉今日子流、自分プレゼンだ。


朝は「コトリンゴ」を聞いてます、とか言えば
もうちょっと好きになれるのになぁ、小泉今日子。


「私って実はただのアイドルじゃないの。
いろいろ考えてるんだもんね」的
自分売り込みはキョンキョンがパイオニアであろう。


つっても、キョンキョンはアイドルとして実際に成功したわけだし、
ま、いっかと思うとこもあるけど、
渡辺満里奈はなぁ~。どうなんだろ。


アイドルとしての実績よりも
「実は知的」「実は台湾に詳しい」「実は家庭的」みたいな
“副業”で生き残っているような気がする。
おまけに「女性からも好かれる女性タレント」の地位を築き上げちゃった。


女を敵に回すとこわいのはわかるけど、
「女性に人気」を意識してるのがわかると、興ざめするよな~
てか、アイドルは女に嫌われても男に好かれりゃいいんじゃないの?
30過ぎてもセクシーアピールで生きている、ほしのあきを見習ってほしい!!


でも、なんか最近、「女性にも好かれるワタシ」を
意識している芸能人が増えてきた気がする。憂うべき事態だ…
「女?眼中にないわよ!男が食いつけばOK」という
貪欲女子の出現を強く望む! 「全力坂」から走ってこい!


それはさておき関根麻里

デビュー当初は満里奈的な方向性を目指しているのかと思ったが、
いかんせん、満里奈より、真の実力がありすぎだ!


賢いところを見せすぎると、逆に女子たちは引いていくぞ~
もちろん男子もだ!


関根勤は、あのでしゃばらない感じが絶妙だったのにな、
娘には受け継がれなかったのか。
アメリカナイズされた自己主張は、日本ではあまり受けんよ


ああ~、でも、嫌われて傷つく関根麻里を見たくない~
誰か! 彼女に、もうちょっとモノマネやるように言ってやってくれ!



1985年8月12日、群馬県上野村の御巣鷹山中に日航機が墜落した。
死者520名、世界最悪の飛行機事故だった。
生存者は休暇中の客室乗務員、母親と赤ん坊、小学生の女の子のわずか4名。
女の子がヘリに吊り上げられて救出された様子は、今もよく覚えている。

横山秀夫の『クライマーズ・ハイ』は、
この日航機事故の全権デスクを任命された地元紙記者を中心に描かれる。
当時、実際に地元紙の記者であった著者は
主人公の悠木を通じて「伝えたいこと」「伝えなくてはならないこと」を

真っ直ぐに訴えかける。

悠木はヒーローではない。
家庭に居場所がなく、上司に煙たがられ

部下に疎んじられている冴えない40男だ。
解説者によると「思い込み的なトラウマを引きずり、

(略)悩み多き四十歳の(略)多分に内向的で、

一見ネガティブな記者像」とのこと。
確かに。

主人公は登山を趣味にしているが、その理由も
「子供の頃からずっと消えることなく心に掛かっていた鬱屈の霧が、

ふっと晴れる一瞬があった」から。 暗い。

でも、だからこそ、悠木の思いはストレートに胸に響く。
手の届かない英雄ではなく、意気地なく「悩み多き」弱者。
派閥や売り上げや幹部の“過去の栄光”といった
ジャーナリズムとは遠いところにあるものを無視できない現実。
記者ヅラをすること、記者のプライドを保つこと、
読者の要望に沿うこと、読者におもねること。

悠木の悩みは尽きないが
日航機事故を誠実に伝えようとしていく中で
家庭に、上司に、部下に、仕事に
すべてのものを諦めていた姿勢が徐々に変化していく。

この本は、多くの中年を落涙させただろう。
若くっても「いい本だな~」とは感じると思うけども、
できることなら中年の悲哀がわかるようになってから読むと
きっともっと楽しめるでしょう。

オレの居場所はどこだ!
いや、居場所とか言ってる場合じゃないんだって。
誇りと気概を捨ててはいかん。
それが、自分の“場所”を作ることになるのだ!

と、かる~くまとめてみましたが、本当にいい本です。

日航機事故から20年以上を経たこの夏の間に、ぜひご一読を。


クライマーズ・ハイ (文春文庫)/横山 秀夫
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今さらながら気になってた映画を観てみた。


何も取り柄なさそう、と思っていたサトエリが
何の才能もない女の役をうまく演じていたなぁ。


妹役のアイドルちゃんは、
アイドルだってことがわかんないくらい根暗っ子役がハマってた。
なんせ、「かわいい!」と思ったのは
“熱湯風呂”で姉ちゃんにいじめられる入浴シーンだけ!
黒縁メガネをはずして、ようやくかわいいことに気づいた。


賢い、しっかり者、切ない女…という記号で扱われることが多い
永作博美が「空気の読めないマヌケ女」をやったのも珍しい。
夫に突き飛ばされて3~4回転ぐらい
ゴロゴロ転がるシーンは、思わず笑ってしまった。
なかなかいいよ、永作ちゃんのマヌケ姿。


永瀬正敏も、いつもながらの安定した存在感があるし。

いや~、これなかなか面白かった。
『舞妓Haaan!!』を観て、「これでいいの!?」って思った直後だったから
余計ホッとしたというのもあるかもしれないが。


主題歌もよかったよ、チャットモンチー

♪たとえば孤独な夜が過ぎ わりと良い朝が来る

わりと良い朝…
「とても」じゃなくて「わりと」でいいから良い朝が来てくれるといいなぁ


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