以前(94)で紹介したEPSON Endeavor
TD160Eです。
CPUは4コアの4スレッドにもかかわらず
低速のceleron N3160でSSDを搭載しないと
とても使い物にはなりません。
特徴としてはタブレットにもなる一体型
パソコンでCPUの発熱が少ないので狭い
空間に設置しても問題が出ない。
この娘は受付のカウンター裏の狭い机に
設置するテスト機としてジャンクで購入し
半年が過ぎたのですが最初から保護ガラス
に致命的なヒビ割れが4か所あり、
液晶には問題は無いのですが見栄えの悪い
可哀想な娘です。
カウンターにはNEC、LENOVO、富士通
など機種がバラバラですが4台の設置が
完了し導入テストの役目も終ったこの娘の
修理を試みる事にした。
この機種は小売店のPOS端末やホテル等の
フロント業務利用を目的で開発された物で
一般市場にはあまり出回っていないらしく
その為か分解情報が幾ら探しても見つから
ないので手探りでの作業になります。
先ずは裏側のアルミカバー4か所のネジを
外してひたすら観察です。
うーん!困りました
マザーボードを外してもその下にも色々
ありそうで素人が手をつけると壊して
しまいそうです。
うーん! どうする どうする。
裏が駄目なら表から攻めてみるか?
あれ!もしかして表のガラス部分は
保護ガラスじゃなくてセンサーパネル?
液晶画面とは密着していない様子です。
もしかしてセンサーパネルが両面テープで
本体に貼り付けてあるだけなら外せる?
やるなら一発勝負で後戻りができません!
うーん!破壊覚悟でやってみるか?
両面テープで貼られているならシールの
剥がし液を注入すれば簡単に外せるかも?
そこで机の中を漁ってみると出てきたのが
「塗料の剥がし液」です。
オー!やったー!
こいつを流用するべ!
ここで賢明な方ならお気づきですがこいつを
プラスチックに塗ったら大変な事に
なります!(完全にやらかしました)
先ずはガラスと本体の隙間に液を注入し
ガラスの飛散防止の為、粘着シートを貼って
暫く放置しました。ギョエ!
液が付着した部分が膨らんでます。
慌てて注意書きを読みましたが後の祭り!
あ~あ もう最悪です!
もうやるしかありませんのでスマホの保護
ガラスを剥がす要領で作業を進めます。
ヘラを隙間に差し込んでガラスを浮かせて
少しづつずらして剥がしていきます。
バリバリ、ベリベリと嫌な音がしますが
進めるしかありません。
剥ぎ取ったガラス面が下の写真です。
予想通り両面テープで貼り付けてあり
ガラスの裏面にタッチセンサーらしき配線が
プリントされてます。
更にはマザーボードに接続されたフラット
ケーブルを強引に引っこ抜きました。
うーん!
剥ぎ取ったパソコンですが薬剤の成分で
プラスチック部分が悲惨な事に
なってます。
あーあ!
薬剤に触れた部分は酷く劣化してます
これからどうしようかな😥
トホホのホ