【写真1】主役の宮下祥子さん(右)、坪川真理子さん両師匠に囲まれて幸せな私
【写真3】会場のティアラこうとう・小ホールの様子
皆さん、こんばんは。
11/24宮下祥子&坪川真理子デュオリサイタル~華麗なるギターソロとデュオの夕べ~多数のお客様ご来場頂き無事開催終了しました。
色々忙しく、報告するのがかなり遅くなってしまいましたが、何とかレポまとめましたのでお知らせします。
今回のコンサートは、私のギターの師匠お二人のジョイントコンサートという事で、個人的にも感慨深いものがありました。
宮下さんには10年ほど前から、坪川さんには8年ほど前から師事し、これまでにいろいろとお世話になってきましたので、少しは恩返しが出来たかな、と思います。
お二人のコンサート開催は今回が初めてではなく、それぞれソロコンサートを1~2回開催していますが、ジョイントコンサートは今回が初めてでした。
今回の使用楽器は、宮下さんがマルセロ・バルベロ・イーホ、坪川さんがアントニオ・マリン・モンテロで、両方ともスペインの名工の楽器です。それぞれの楽器の特性を生かしたタッチで、これぞクラシックギターの音だ!という伝統的な丸みのある艶やかな美しい音を会場いっぱいに響かせていました。
曲目にも工夫がされており、日本とスペインの作曲家に絞って選曲されていました。
これらの曲を鮮やかなテクニックと、聴き手の感性にしっとりと響く歌心で、クラシックギターの心地よい響きを堪能させて下さいました。
多数書いて頂いたアンケートにも、素晴らしい演奏で聴きに来て良かった!という趣旨の記載が多数書かれており、主催して本当に良かったなと思いました。
来場者も、建孝三さん、吉住和宏さん、樋浦靖晃さんご夫妻、キム・ヨンテさんご夫妻、藤原浩哲さん、河野智美さん、村治昇さんなどプロギタリスト、専門家の方々に多数お越し頂き、打ち上げも含め華やかで楽しい時間を過ごすことが出来ました。
コンサートで多数演奏された、作曲家の佐藤弘和さんの奥様やお子様にもお越し頂きましたが、ご主人の作品がソロやデュオで次々に演奏され感激して帰られたとの事です。日本人作曲家によるギター音楽の宝として、今後も色々な方々に弾き継がれて欲しい名曲たちです。
このような素晴らしいお二人ですので、また折に触れて演奏会を企画させて頂きますので、今後も宜しくお願いします。
最後になりましたが、出演者のお二人、スタッフの千葉ソロの仲間たち、ご来場者の方々、そして来場は叶わずとも応援して下さった全ての方々に心より感謝いたします。ありがとうございました!
ちなみに、次の千葉ソロ主催のイベントは、12/28(土)10:30~16:30、浦安音楽ホールで開催する「千葉ソロギターサークル第11回定期演奏会」です。千葉ソロメンバー中心に40組が出演する約6時間にも渡る大イベントです。ゲスト出演のプロギタリスト樋浦靖晃さんの演奏も聴けて、何と入場無料の太っ腹(笑)。非常に珍しい楽器「アルペジョーネ」も登場しますよ!こちらも皆様お誘いあわせの上お越しください。
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【イベント名称】宮下祥子&坪川真理子デュオリサイタル~華麗なるギターソロとデュオの夕べ~
【出演】宮下祥子(ギター)、坪川真理子(ギター)
【日時】2019年11月24日(日)開場18:40、開演19:00
【会場】東京都江東区:ティアラこうとう・小ホール(定員140名、全席自由席)
【主催】千葉ソロギターサークル(代表・上原淳)
【後援】(公社)日本ギター連盟、日本ギタリスト協会、大人のソロギターサークル
【協賛】(株)現代ギター社、島村楽器(株)、(株)黒澤楽器店、(株)アウラ
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【プログラム】
《第1部》
<坪川真理子ソロ>
・3つの日本の歌~故郷、荒城の月、村祭り~(佐藤弘和)
・ソナチネ第1、第3楽章(F.M.トローバ)
<宮下祥子ソロ>
・ヘネラリーフェのほとり(J.ロドリーゴ)
・羽衣伝説(藤井敬吾)
《休憩15分》
《第2部》
<宮下祥子&坪川真理子デュオ>
・ランクラージュマン(F.ソル)
・風の運んだ4つの歌(佐藤弘和)
・スペイン舞曲第1番(M.デ・ファリャ)
《アンコール》
<宮下祥子&坪川真理子デュオ>
・素朴な歌(佐藤弘和)
以上。
【宮下祥子プロフィール】
7歳より母親の勧めによりギターを始める。ギターを渋谷忠三、福田進一、P.シュタイドルに師事。音楽理論を作曲家の木村雅信、蛯子元に師事。クラシカルギターコンクール(東京)優勝。A・セゴビア国際ギターコンクール(スペイン)第2位。キジアーナ音楽院夏期講習会でO.ギリアに師事、最優秀ディプロマを授与される。
ヨーロッパ、南北米、東南アジアなど世界12ヶ国32都市で公演を行う。井上ひさし氏の指名により新国立劇場における朗読劇「少年口伝隊一九四五」にギター生演奏で出演、再演が続いている。NHKの朗読番組の音楽を数年に亘り担当するなどアナウンサーとの共演も多い。2011年、札幌交響楽団(梅田俊明・指揮)と「アランフェス協奏曲」を共演。
これまで発売したCD「パッション」「Virtuoso」(いずれも『レコード芸術』特選盤)、「旅立ち」Yahoo音楽ソフト器楽部門売れ筋ランキング第1位を記録、『レコード芸術』誌“特選盤”並びに”優秀録音盤“に選ばれ好評を得る。来年、アジア国際ギターフェスティバル(バンコク)にゲスト出演予定。
札幌市民芸術祭大賞受賞、第20回道銀芸術文化奨励賞受賞。日本ギタリスト協会委員。北海道大学卒業。
<宮下祥子オフィシャルサイト>
http://
<宮下祥子オフィシャルブログ>
https:/
【坪川真理子プロフィール】
幼少よりピアノを始め、ギターを故 加藤英之、今野有二に師事。東京外国語大学卒業後、スペイン政府の奨学生として渡西、J.アリサ、C.ロス、G.エスタレージャスに師事。故J.L.ゴンサレス、L.ブローウェル、D.ラッセルなど多数のマスタークラスを受ける。
サンティアゴ・デ・コンポステラ国際スペイン音楽講習会で「ホアキン・ロドリーゴ賞」受賞。マドリッド王立上級音楽院ギター科を日本人女性として初めて卒業(優秀賞受賞)。
ソロCD「スペイン幻想」「ラテン幻想」(Bishop Records)は多方面で高く評価された。また、新井伴典・金庸太とのアルポリール・ギタートリオでCD「HarpoRhythm(アルポリズム)」(現代ギター社)をリリースした他、様々な楽器とのアンサンブルでも活躍中。スペイン留学同期の5人で結成したスペインギターフェスタでCD「わたしたちのスペイン」を2019年3月リリース。
<坪川真理子ホームページClassical Guitarist>
http://
<坪川真理子ブログ~スペインギターの世界>
http://
【千葉ソロギターサークル公式ブログ2】
https:/
【写真19】トークで盛り上がるお二人
【写真24】アンコール演奏後にファンからプレゼントが贈られる
【写真26】演奏後の記念撮影
【写真30】ファンが購入して下さったCDにサインをするお二人
【写真31】開場前からには多数のファンが並んでくださいました
【写真34】受付して下さった(左より)越智さん、後藤さん、白井さん