なつかしさは突然とやってくる。 | 東北モノクロ写真の魅力

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東北とモノクロ写真についての魅力を淡々とお話するブログです。




『懐かしい』という感情は、
単純に「なつかしい」と感じるだけではなく。


「なつかしい」という言葉に加えて、
「うれしい」とか「せつない」など、

何かもう一つの感情が
同時に加わっているのではないかと思う。


なつかしいモノをみたとき、
なつかしいコトを思い出したとき、

人はあふれんばかりの感情に満ちあふれる。


そして、過去のなつかしさを基準に、
今後の「よろこび」は委ねられているそう。


生きるために必要な「要素」は、
衣・食・住が妥当かもしれないが、

生きるための「原動力」というのは、
その「よろこび」から育まれるものだ。

「食」がすべてだと思うのは、
食べることの「よろこび」があるからだ。



夏に食べた大きなすいかと、

鉄板でまるこげした
マシュマロの写真を眺めながら、

なつかしさのよろこびを感じる。